【全12色】フレンチブルドッグの珍しい色は?値段と健康リスク

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【全12色】フレンチブルドッグの珍しい色は?値段と健康リスク

「フレンチブルドッグの珍しい色って、どんな種類があるの?」

「ブルーやライラックの子、すごくかわいい…」
「でも、値段が高いのはなぜなんだろう?」

SNSで見かける珍しい毛色のフレブルちゃんに、思わず見入ってしまいますよね。その気持ち、同じ飼い主としてとてもよくわかります。

ただ、この毛色には「スタンダード(犬種標準)で認められている色」と「認められていない色」があり、後者には健康面で知っておきたい話があるんです。かわいさだけで決めてしまうと、あとで困ることもあります。

この記事では、珍しい色の種類を12色まとめたうえで、値段の実データ、健康リスク、血統書の扱い、迎える前の確認リストまでを整理しました。読み終わるころには、色に迷わない自分なりの基準ができていますよ。

この記事でわかること
  • フレンチブルドッグの珍しい色12種類と、スタンダード内・外の見分け方
  • 毛色別の平均価格の実データと、「珍しい=高い」が当てはまらない理由
  • 淡色被毛脱毛症・マール・難聴など、知っておきたい健康リスク
  • 血統証明書の「×」印が2026年4月から変わったこと
  • 迎える前にブリーダー・ショップへ聞きたい7つの質問
目次

フレンチブルドッグの珍しい色は?結論と全体像

フレンチブルドッグの珍しい色は、ブルー・ライラック・イザベラ・ブルーマールなど、犬種標準に書かれていない毛色を指すことが多い色です。いっぽうで、タイガーブリンドルやハニーパイドのように、標準の中で数が少ないだけの珍しい色もあります。

この2つは、まったく意味が違います。前者は繁殖のうえで注意が必要とされる色で、後者は単に出会いにくい色です。

まずはここを分けて理解しておくと、あとの値段や健康の話がすっきり入ってきますよ。

JKCのスタンダードで認められているのは「フォーン」と「ブリンドル」

ジャパンケネルクラブ(JKC)が公開しているフレンチ・ブルドッグの犬種標準では、毛色は「フォーン、ブリンドル、及びそれぞれの毛色にホワイトの斑があるもの」と定められています(2026年8月8日確認)。土台になっているのはFCIスタンダードNo.101です。

ホワイトの斑が中くらい〜広く入ったブリンドルは「パイド」、同じくフォーンは「フォーン・アンド・ホワイト」と呼ばれます。つまり、よく見かける4分類(ブリンドル・フォーン・クリーム・パイド)は、この2色とホワイト斑の組み合わせで説明できるんです。

そしてもうひとつ、見落とされがちな一文があります。同じ標準に「全ての毛色に於いて鼻は常にブラックであり、決してブラウンやブルーではない」と書かれているのです(2026年8月8日確認)。

ブルーやライラックの子は、鼻や目のふちの色素も薄くなります。だから、色そのものだけでなく鼻の色まで標準から外れることになります。

「鼻の色」は写真だと見落としがち。気になる子がいたら鼻先までよく見てみてくださいね。

「珍しい色」には2つのタイプがある

珍しい色を語るときは、次の2つに分けて考えると迷いません。どちらも「珍しい」と紹介されますが、意味はまったく別ものです。

  • ①標準内で数が少ない色…タイガーブリンドル、ハニーパイド、ホワイト単色など。血統証明書の毛色に印は付きません
  • ②標準の記載から外れる色…ブルー、ライラック、イザベラ、ブラック、マール系など。血統証明書に印が付き、繁殖には注意が必要とされます

ペットショップやSNSでは、この2つがまとめて「レアカラー」と紹介されることがあります。同じ言葉でも中身が違うので、気になる色がどちらなのかを確かめるのが第一歩です。

【全12色】フレンチブルドッグの珍しい色の種類一覧

フレンチブルドッグの珍しい色は、大きく12色に整理できます。標準内で数が少ない3色と、標準の記載から外れる8色、そして扱いを分けて考えたいマール系1グループです。

毛色系統犬種標準での扱い見た目の特徴
①タイガーブリンドルブリンドル標準内虎柄のように縞がくっきり出るタイプ
②ハニーパイドパイド標準内白地に淡いはちみつ色の差し色が入る
③ホワイト(単色)単色条件つきで許容ほぼ全身が白。眼瞼と鼻が黒いことが条件
④ブラック単色標準外(2018年9月〜)縞のない真っ黒。濃いブリンドルとの見分けが難しい
⑤ブラックタンタン標準の記載になし黒地に眉や足先などへ茶色のタンが入る
⑥グレー&ホワイト希釈標準外(2018年9月〜)灰色と白の組み合わせ
⑦ブルー希釈標準の記載になし黒が薄まった青みがかったグレー。鼻も青灰色
⑧ブルータン希釈+タン標準の記載になしブルー地に茶色のタンが入る
⑨ブルーフォーン希釈標準の記載になしフォーンにブルーの色素が重なり全体が淡い
⑩ライラック(ライラックタン)希釈標準の記載になしブルーとチョコレートが重なった薄紫がかった色
⑪イザベラ希釈標準の記載になしライラックよりさらに淡いベージュがかった色
⑫ブルーマール(マール系)マール標準の記載になし地色にまだら模様。青い目になることもある

スタンダード内で数が少ない珍しい色(3色)

まずは、犬種標準の中におさまりながら数が少ない色です。ここに入る子は、血統証明書の毛色に特別な印が付きません。

タイガーブリンドルは、地色のフォーンの上に黒い縞がはっきり出るタイプです。ブリンドル自体は定番の毛色ですが、縞が虎柄のように整って出る子は多くありません。

ハニーパイドは、白地に淡いはちみつ色の差し色が入る毛色です。とても人気がある一方で、血統証明書上は「クリーム」や「フォーン・アンド・ホワイト」など複数の表記に分かれることがあり、判別が難しい色としても知られています。

ホワイト(単色)は少し事情が違います。犬種標準では「ホワイト一色の個体は眼瞼及び鼻がブラックであれば許容される」とされていますが、同時に「難聴のリスクがあるため繁殖には適さない」と明記されています(2026年8月8日確認)。

スタンダードの記載から外れる「レアカラー」(8色)

次に、犬種標準の毛色の記載から外れる色です。SNSで「レアカラー」と呼ばれる子の多くは、ここに入ります。

JKCは2018年9月1日以降の登録分について、ブラック/ブラック&ホワイト/ホワイト&ブラック/クリーム&ブラック/フォーン&ブラック/グレー&ホワイト/ホワイト&グレーを標準外とし、血統証明書に印を付ける対象に加えたと案内しています(2026年8月8日確認)。

ただし、この案内には注意書きもあります。濃いブリンドルは黒っぽく見えるだけなので「ダーク・ブリンドル」として登録すれば標準内ですし、「〜&ブラック」がブラック・マスク(顔まわりの黒)を指す場合も標準内です。

いっぽう、ブルー・ブルータン・ブルーフォーン・ライラック・イザベラは、この一覧に名前が挙がっていません。ただ、犬種標準の毛色そのものが「フォーンとブリンドル+ホワイト斑」に限られ、鼻の色も黒と決められている以上、標準の記載からは外れる色ということになります。

これらはいずれも、黒や茶色の色素が薄まって(希釈されて)生まれる色です。ライラックはブルーとチョコレートが重なった色イザベラはさらに淡いベージュ寄りの色と説明されることが多く、見た目もよく似ています。

実際にどう記載されるかは、血統証明書の毛色欄を見るのが確実です。気になる子がいたら、証明書の現物を見せてもらいましょう。

マール系はほかのレアカラーと分けて考える

ブルーマールやライラックマールなど、まだら模様が出る毛色は「マール遺伝子」によるものです。マール系は、ほかのレアカラーとは別枠で慎重に扱うのが基本です。

理由は、繁殖の組み合わせによって健康面の欠陥が出やすいと公式に注意されているからです。くわしくは、このあとの健康リスクの章でお伝えしますね。

ちなみに、まだら模様はミニチュアダックスでは「ダップル」と呼ばれ、同じ遺伝子の話として語られます。犬種は違っても考え方は共通なので、ミニチュアダックスのシルバーダップルの記事もあわせて読むと理解が深まりますよ。

毛色とセットで語られる「模様」の呼び名

フレンチブルドッグには、毛色とは別に模様の呼び名もあります。「珍しい柄」として紹介されることが多いので、あわせて覚えておくと会話がスムーズです。

  • 片パンチ…片方の目のまわりだけに色が入る模様
  • エプロン…胸元に白い毛が広がる模様
  • ソックス…足先に白い毛が入る模様
  • ブラックマスク…顔まわりが黒くなる模様。フォーンでよく見られる
  • アイライン…目のふちに沿って色が入る模様

これらは毛色ではなく模様なので、標準外になることはありません。ブラックマスクはむしろ、犬種標準で「マスクがある方が望ましい」とされている特徴です。

フレンチブルドッグの珍しい色は値段が高い?相場データで検証

珍しい色は高くなる傾向はあるものの、「珍しい=必ず高い」とは言い切れません。実際の販売情報を毛色別に見ると、定番色より安く出ている珍しい色もあります。

毛色別の平均価格(2026年8月8日確認)

ペットショップ横断の販売情報サイトが公開している毛色別の集計値です(2026年7月集計・2026年8月8日確認)。フレンチブルドッグ全体の平均は約388,461円、掲載は328頭でした。

毛色平均価格集計時の掲載頭数
全体約388,461円328頭
クリーム約376,179円87頭
フォーン約315,733円43頭
ブリンドル約299,219円81頭
パイド約294,143円29頭
ブラック約295,825円2頭
ブルー約250,800円5頭
ブルーマール約330,000円2頭
ブルーフォーン約660,000円1頭
ライラックタン約897,600円3頭

別のブリーダー直販サイトの解説記事では、ブリンドル約24万円、フォーン約27万円、パイド約28万円、クリーム約29万円と紹介されています(2026年8月8日確認)。定番色の相場は、おおむね20万円台後半〜30万円台と考えてよさそうです。

「珍しい色=必ず高い」とは言い切れない理由

表を見ると、ライラックタンは約89万円、ブルーフォーンは約66万円と、たしかに高額です。ところが同じ集計で、ブルーは約25万円と定番のブリンドルより安く出ています。

理由は掲載頭数の少なさです。ブルーは5頭、ブルーフォーンは1頭、ライラックタンは3頭しかなく、たった1頭の価格で平均が大きく動いてしまいます。

実際、ブルーマールの平均は約33万円と集計されている一方で、掲載されていた2頭の実売価格は51万円台と72万円台でした。平均値と実際の掲載価格が食い違うことがある、という前提で見るのが安全です。

ですので、「この色だから何万円」と決め打ちせず、気になる子ごとに価格の根拠を確認していきましょう。相場はあくまで目安ですね。

数字は集計の時期でも動きます。気になった時点の最新価格を見せてもらうのが一番たしかですよ。

珍しい色の値段が上がる仕組み

珍しい色の価格が上がるのは、希少性そのものよりも「需要が集中するから」という側面が大きいです。SNSで話題になった色に問い合わせが集まると、そのぶん価格も上がりやすくなります。

また、フレンチブルドッグはもともと人工授精と帝王切開が一般的な犬種で、繁殖にかかる費用が高い犬種でもあります。ここに希少色の需要が乗ることで、定番色との差が広がっていきます。

いっぽうで、月齢が進んだ子は価格が下がっていくのが一般的です。この仕組みについてはフレンチブルドッグの売れ残りの理由をまとめた記事でくわしく整理していますので、値段の背景を知りたい方は読んでみてくださいね。

珍しい色のフレンチブルドッグに知っておきたい健康リスク

色素が薄い毛色やマール系では、脱毛症や難聴などが報告されています。すべての子に必ず起こるわけではありませんが、迎える前に知っておきたい話です。

ここでご紹介するのは一般的な情報で、診断ではありません。気になる症状が見られたら、早めに動物病院で相談してくださいね。

淡色被毛脱毛症(カラーダイリューション脱毛症)

淡色被毛脱毛症は、ブルーやフォーンなど淡い色の被毛の部分だけが抜けていく遺伝性の病気です。動物病院の獣医師による解説では、被毛の中のメラニン色素の分布が不均一になり、毛がもろく折れやすくなることで脱毛が起こると説明されています(2026年8月8日確認)。

発症の時期は6か月齢から3歳ごろまでとされ、頭・足先・かかと・ひじなど刺激を受けやすい場所から始まって進行していきます。診断では被毛を顕微鏡で見て、確定には皮膚の病理検査が行われます。

気になるのが治療ですが、遺伝性のため現在のところ有効な治療法はないとされています。毛が折れやすいので、過度なシャンプーやグルーミングを避け、定期的なスキンケアで皮膚を守るケアが中心になります。

好発犬種としてドーベルマン、イタリアン・グレーハウンド、ミニチュア・ピンシャー、ダックスフンド、チワワ、ヨークシャーテリア、ボストン・テリアなどが挙げられています。フレンチブルドッグの名前は挙がっていませんが、淡い色の被毛を持つ犬種でみられるという性質は共通です。

マール同士の交配で起こること

JKCは交配のガイドラインの中で、「マール同士の交配は避けてください。高い確率で致死や難聴のような健康欠陥が生じるためです」と明記しています(2026年8月8日確認)。これは特定の犬種に限らず、毛色の一般原則として書かれているものです。

マール遺伝子は色素をつくる細胞のはたらきに影響します。マール同士をかけ合わせると遺伝子が重なった子(ダブルマール)が生まれることがあり、聴覚や視覚の障害が報告されています。

逆に言えば、マールを持たない子との組み合わせであればダブルマールは生まれません。問題は毛色そのものよりも、繁殖の組み合わせにあるということです。

ですので、マール系の子を検討するときは「両親のどちらがマールか」を必ず確認しましょう。答えられないお店やブリーダーであれば、いったん見送る判断も大切です。

ホワイト一色と難聴のリスク

意外と知られていませんが、難聴のリスクは犬種標準そのものに書かれています。ホワイト一色の個体について「難聴のリスクがあるため繁殖には適さない」と明記されているのです(2026年8月8日確認)。

白い被毛と聴覚の関係は、色素をつくる細胞が内耳の働きにも関わっていることから説明されます。ホワイト一色の子が必ず難聴になるわけではありませんが、可能性として知っておきたいところです。

迎えたあとに「呼んでも振り向かない」「大きな音に反応しない」と感じたら、しつけの問題と決めつけず、動物病院で聴力について相談してみてくださいね。

毛色に関係なくフレンチブルドッグ共通の注意点

ここまで毛色ごとの話をしてきましたが、フレンチブルドッグには毛色を問わず気をつけたいポイントもあります。珍しい色だけを心配していると、こちらを見落としてしまいます。

  • 暑さに弱い…鼻が短い犬種なので、体温を下げるのが苦手です
  • 皮膚のたるみ…しわの間が蒸れやすく、こまめな拭き取りが必要です
  • 体重管理…太ると呼吸や関節への負担が増えます
  • おなかのガス…早食いや食事内容でおならが増えることがあります

これらは日々のケアで軽くできる部分も多いです。おなかのガスについてはフレンチブルドッグのおならの原因と対策の記事にまとめていますので、気になる方はのぞいてみてくださいね。

血統書はどうなる?珍しい色とJKCの扱い

スタンダード外の毛色は、血統証明書の毛色欄に印が付きます。これまでは「×」印でしたが、2026年4月1日の登録分から「NSC」という表記に変わりました。

スタンダード外の毛色は「×」印から「NSC」表記へ

JKCの案内によると、これまで毛色の前に付けていた「×」印を「NSC」(NON-STANDARD COLOR)へ改訂することが決議され、2026年4月1日(登録日)以降に発行される血統証明書から適用されています(2026年8月8日確認)。

表面には「CHOCOLATE MERLE,TAN & WHITE(NSC)」のように毛色のうしろへ記載され、裏面には「犬種スタンダードで認められていない毛色ですので、繁殖には充分留意してください」という一文が併記されます。

この改訂は、競合記事ではまだあまり触れられていないところです。2026年に入って血統証明書を見た方は、「×」ではなく「NSC」と書かれていて驚くかもしれませんが、意味は同じですよ。

「スタンダード外」と「病気」は同じ意味ではない

ここは誤解しやすいところなので、はっきりお伝えしますね。スタンダード外の毛色だからといって、その子が病気であるという意味ではありません。

犬種標準は「その犬種らしい姿」を定めたもので、展覧会での評価や繁殖の方針を決める基準です。NSCの表記は、繁殖に使うときに注意してほしいという合図と考えるとわかりやすいです。

つまり、家族として迎えて一緒に暮らすぶんには、毛色そのものが問題になるわけではありません。大切なのは、その子が健康に育てられてきたかどうかです。

クリームの扱いは情報が分かれている

調べていて気になったのが、クリームの扱いです。ブリーダー直販サイトの記事には「JKCではクリームのフレンチブルドッグを認めていない」と書かれています(2026年8月8日確認)。

いっぽうJKCの毛色の取り扱いページには、印を付ける対象としてクリーム単体は挙げられておらず、「クリーム,ブラック・マスク」で登録するようにという案内が載っています(2026年8月8日確認)。

犬種標準の毛色は「フォーン」と「ブリンドル」なので、クリームは明るいフォーンの範囲として扱われていると考えるのが自然です。ただ情報が分かれている以上、ここは断定せず、血統証明書の実際の表記で確認するのが確実です。

珍しい色のフレンチブルドッグを迎える前のチェックリスト

珍しい色を検討するときは、色よりも先に「どんな繁殖と管理をされてきた子か」を確認しましょう。ここを確かめられれば、色の選択はぐっと安心なものになります。

ブリーダー・ショップに聞きたい7つの質問

問い合わせのときや見学のときに、そのまま使える質問です。答えにくそうにされたら、その反応も大切な判断材料になります。

  1. 両親犬の毛色と、血統証明書の毛色欄はどう記載されていますか
  2. 両親のどちらかにマールは入っていますか
  3. 遺伝子検査は実施していますか。結果を見せてもらえますか
  4. この子の兄弟姉妹に、聴力や目の異常が出た子はいますか
  5. 健康診断はいつ、どんな内容で受けていますか
  6. 迎えたあとに体調を崩したとき、相談に乗ってもらえますか
  7. この価格になっている理由を教えてもらえますか

とくに2番と3番は、マール系や淡い色の子を検討している方には欠かせません。誠実なブリーダーさんほど、こうした質問には具体的に答えてくれます。

見学のときに見ておきたいところ

写真だけでは分からないことが、実際に会うとよく見えてきます。次のポイントを、そっと確かめてみてくださいね。

  • 鼻・目のふち・肉球の色素が極端に薄くないか
  • 呼びかけや音に反応するか(聴力の目安になります)
  • 皮膚に赤みやフケ、毛の抜けている部分がないか
  • 月齢のわりに極端に小さすぎないか
  • 親犬に会わせてもらえるか、飼育環境を見せてもらえるか

「小さくてかわいい」と言われる子が、実は月齢に対して育っていないだけ、ということもあります。迷ったときは、その場で決めず一度持ち帰る勇気を持ちましょう。

里親・保護犬という迎え方もある

フレンチブルドッグは、里親を待っている子も少なくありません。犬種専門の情報サイトや保護団体、自治体の譲渡会などで、フレブルの募集が出ていることがあります。

成犬で迎えると、性格や体格がすでに分かっているという良さがあります。子犬から育てる楽しさとはまた違う、落ち着いた関係を築きやすい迎え方です。

珍しい色にこだわらなければ、選択肢はぐっと広がります。「この色の子を買う」ではなく「この子と暮らす」という順番で考えてみるのも、ひとつの方法ですよ。

色で迷ったら、10年先も一緒に笑っていられるかで考えると答えが出やすいですよ。

フレンチブルドッグの珍しい色に関するQ&A

フレンチブルドッグで一番珍しい色は何ですか?

販売情報の掲載頭数で見ると、ブルーフォーンやイザベラ、ライラック系の掲載が1〜3頭ともっとも少なく、出会いにくい色です(2026年7月集計・2026年8月8日確認)。ただしこれらはいずれも犬種標準の記載から外れる毛色です。標準内で珍しい色を探すなら、ハニーパイドやタイガーブリンドルが候補になります。

毛色によって性格は変わりますか?

毛色で性格が決まるという根拠は確認できませんでした。フレンチブルドッグは社交的で遊び好きな傾向があるとされていますが、性格には個体差があり、育った環境や関わり方の影響も大きいです。「この色だから穏やか」といった説明は、参考程度に受け止めましょう。

子犬のときの毛色は成長で変わりますか?

フレンチブルドッグの毛色は、成長とともに濃さや見え方が変わることがあります。とくにブリンドルは縞の出方が変化しやすく、子犬のころは黒っぽく見えても、成長すると地色のフォーンが見えてくることがあります。血統証明書の毛色表記と見た目の印象が違って感じられるのは、このためです。

ブルーマールは短命というのは本当ですか?

「必ず短命」と断定できる情報は確認できませんでした。ただし、JKCは「マール同士の交配は避けてください。高い確率で致死や難聴のような健康欠陥が生じるためです」と明記しています(2026年8月8日確認)。リスクの中心は毛色そのものではなく交配の組み合わせなので、両親のどちらがマールかを確認することが大切です。

黒(ブラック)のフレンチブルドッグはスタンダードですか?

単色のブラックは、2018年9月1日以降の登録分について犬種標準外とされ、血統証明書に印が付く対象になっています(2026年8月8日確認)。ただし、濃いブリンドルは黒く見えるだけで標準内です。その場合は「ダーク・ブリンドル」として登録すれば標準内の扱いになりますよ。

毛色によって病気のなりやすさは違いますか?

色素が薄い毛色では、淡い色の被毛だけが抜ける淡色被毛脱毛症が報告されています。またホワイト一色やマール系では、難聴などのリスクが指摘されています。

とはいえ個体差が大きく、毛色だけで健康状態は決まりません。気になる症状が見られたら、早めに動物病院で相談してくださいね。

一番人気の毛色は何ですか?

掲載頭数で見ると、クリーム87頭、ブリンドル81頭、フォーン43頭、パイド29頭の順で多く、この4色が定番です(2026年7月集計・2026年8月8日確認)。人気ランキングを掲げる記事ではパイドやブリンドルを1位とするものもあり、集計の方法によって順位は変わります。いずれにしても、この4色が流通の中心であることは共通しています。

まとめ:フレンチブルドッグの珍しい色は値段より健康で選ぶ

フレンチブルドッグの珍しい色について、種類・値段・健康リスク・血統書の扱いを整理してきました。最後に要点をまとめますね。

  • 犬種標準の毛色はフォーンとブリンドル、それにホワイトの斑があるもの
  • 珍しい色は「標準内で数が少ない色」と「標準の記載から外れる色」に分かれる
  • 標準外の毛色は血統証明書に印が付き、2026年4月から「NSC」表記になった
  • 淡い色は淡色被毛脱毛症、ホワイト一色やマール系は難聴などが報告されている
  • マールのリスクの中心は毛色ではなく交配の組み合わせ
  • 平均価格は掲載頭数が少ないほどぶれるので、その子ごとに確認する

珍しい色そのものが悪いわけではありません。大切なのは、その色がどう生まれた色かを知ったうえで、健康に配慮された環境から迎えることです。

今日できる小さな一歩として、気になっている子の血統証明書の毛色欄と、両親の毛色を聞いてみてください。それだけで、見え方がずいぶん変わってきますよ。

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