「あんなに可愛かったのに、最近うちのチワワ、なんだか顔が変わってきた…?」と心配になっていませんか。
子犬の時期に一時的に顔つきや毛並みのバランスが崩れて見える「猿期(ブサイク期)」は、多くのチワワが通る成長の過程です。知らないと不安になりますが、時期や理由がわかれば安心して見守れますよ。
この記事では、猿期がいつからいつまで続くのか、見た目がどう変わるのか、同じ頃に来る反抗期との付き合い方まで、飼い主目線でやさしくまとめました。
- チワワの猿期(ブサイク期)とは何か・いつからいつまでか
- 猿期に起こる見た目の変化と、その理由
- 同じ頃に来る「反抗期」の特徴と接し方
- 猿期を上手に乗り切るケアのコツ
- 猿期と病気を見分けるポイント
チワワの猿期(ブサイク期)とは?まず結論

チワワの猿期とは、子犬から成犬へ成長する途中で、一時的に顔つきや毛並みのバランスが崩れて見える時期のことです。骨格の発達・歯の生え変わり・毛の生え変わりが重なって起こる、自然な成長過程です。
「ブサイク期」とも呼ばれますが、病気ではありません。多くは生後3〜4ヶ月ごろから始まり、1歳前後には本来のチワワらしい顔つきに戻っていくので、どうか安心してくださいね。
むしろ猿期があるのは、順調に成長している証拠でもあります。見た目が変わる時期を「成長のステップ」として前向きに受け止めてあげると、飼い主さんの気持ちもラクになりますよ。
「猿期」と呼ばれる理由
この時期は毛が抜けて薄くなり、顔が引き締まって見えることから、サルのような表情に見えることがあります。そこから「猿期」と呼ばれるようになりました。
呼び名はちょっと失礼に聞こえますが、成長のサインでもあります。今しか見られない表情だと思って、写真に残しておくのもおすすめですよ。
SNSでも「猿期」「ブサイク期」の投稿はたくさんあり、同じ悩みを持つ飼い主さんが多いことがわかります。うちの子だけではないと知ると、少し肩の力が抜けますね。
チワワの猿期はいつからいつまで?時期の目安

猿期の時期には個体差がありますが、生後3〜4ヶ月ごろに始まり、6〜8ヶ月ごろにピークを迎え、1歳前後で落ち着くのが一般的な流れです。
| 時期 | 見た目の状態 |
|---|---|
| 生後3〜4ヶ月 | 顔つきや毛並みの変化が始まる |
| 生後6〜8ヶ月 | ピーク。抜け毛が増え顔が細長く見える |
| 1歳前後 | 本来の顔つきに戻り始める |
| 2歳ごろ | 毛量が完全に落ち着く |
毛の伸びるスピードがゆっくりな子では、1歳を過ぎても続くことがあります。焦らず、その子のペースを見守ってあげましょう。
ピークの生後6〜8ヶ月ごろは、いちばん見た目が変わって見える時期です。「うちの子、大丈夫かな」と不安になりやすいですが、この時期を過ぎれば落ち着いてくると知っておくだけで安心できますよ。
ゴールが見えない不安がいちばんつらいものですよね。おおよその時期の流れを知っておけば、「あと少しで落ち着くはず」と前向きに待てるようになります。
被毛タイプ(ロング・スムース)で時期は変わる?
ロングコートのチワワは毛が生えそろうまで時間がかかるため、猿期が長く感じられることがあります。スムースコートは毛が短いぶん、見た目の変化が分かりにくいこともあります。
どちらのタイプでも、時期が来れば自然に落ち着きます。毛質による見え方の違いはありますが、成長の流れそのものは同じですよ。
ロングコートの子は、成犬になると耳や胸、尻尾に長い飾り毛が生えてきます。猿期のスカスカな見た目からは想像できないくらい、ふさふさに変わる子も多いんですよ。
猿期の見た目の変化は病気じゃないことがほとんど。焦らず見守ってあげてくださいね。
猿期のチワワに起こる見た目の変化

猿期には、顔・毛・体型にいろいろな変化が起こります。どれも一時的なものですが、どんな変化があるのか知っておくと安心です。
変化のあらわれ方や強さは、その子によってさまざまです。ここで紹介する変化がすべて出るわけではなく、いくつかが組み合わさって「なんだか印象が違う」と感じることが多いですよ。
顔のバランスが崩れて見える
骨格が成長する途中では、鼻や耳が大きく見えたり、顔が細長く見えたりします。子犬のときの丸い顔から、一時的にシュッとした印象に変わることが多いです。
成長が進むと骨格が整い、再びチワワらしい丸みのある顔に戻っていきます。今の顔が「完成形」ではないので、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
マズル(鼻先)が少し伸びて、大人っぽい顔立ちに近づく子もいます。子犬のあどけなさから、りりしい表情へと変わっていくのも成長の楽しみのひとつです。
毛が抜けて薄くなる(換毛)
猿期の代表的な変化が抜け毛です。ふわふわの子犬の毛(パピーコート)が抜け、大人の毛に生え変わるため、地肌が見えるほど毛が薄くなる子もいます。
特に生後7ヶ月ごろは抜け毛が増えやすい時期です。スカスカに見えても、成犬の毛が生えそろえばまたふんわりしてくるので安心してくださいね。
ロングコートの子は、耳や尻尾の飾り毛が抜けると特に印象が変わります。飾り毛は生えそろうのに時間がかかるので、成犬の毛が整うまでゆっくり待ってあげましょう。
歯の生え変わりで口元が変わる
生後4〜7ヶ月ごろは、乳歯から永久歯への生え変わりが進みます。口元の印象が変わったり、歯がぐらついたりするのもこの時期です。
乳歯が抜けずに残る「乳歯遺残」が起こることもあります。永久歯が生えてきたのに乳歯が抜けないときは、動物病院で相談すると安心です。
この時期は歯がむずがゆく、いろいろな物を噛みたがることも増えます。家具やコードをかじって困るときは、噛んでよいおもちゃに気持ちを向けてあげましょう。
毛色が変化することもある
猿期のころは毛色が変わることもあります。特にフォーンやレッドなどの茶系は、子犬のときより明るくなったり色味が変わったりします。
毛色の変化は生後3ヶ月ごろから2年以上かけてゆっくり進むこともあります。成長のお楽しみのひとつとして見守ってあげてくださいね。
子犬のときは濃い色でも、大人になると明るくなる子は少なくありません。「迎えたときと色が違う」と感じても、多くは自然な成長による変化なので心配いりませんよ。
チワワに猿期(ブサイク期)が起こる理由

猿期の見た目の変化は、複数の成長要因が同時に起こることで生まれます。理由がわかると、必要以上に心配せずにすみますよ。
骨格が発達する途中だから
子犬の骨格は成長の途中で、手足や胴が先に伸びたり、顔の骨が発達したりします。そのため一時的に全体のバランスが崩れて見えるのです。
人間の子どもが成長期に手足が先に伸びるのと似ています。体の各部分の成長スピードがそろってくると、見た目も落ち着いてきます。
チワワは小型犬なので、成長のスピードが比較的早い犬種です。そのぶん見た目の変化も短い期間にぎゅっと起こり、猿期として目立ちやすい面があります。
子犬の毛から成犬の毛に生え変わるから
やわらかいパピーコートから、しっかりした成犬の毛に生え変わるのも大きな理由です。この生え変わりのあいだは、毛が薄くなって見た目が変わります。
成犬の毛は、子犬の毛よりもハリとツヤがあります。生えそろうと毛量も戻り、大人らしい落ち着いた被毛になっていくので、今の薄毛は一時的なものと考えて大丈夫です。
さらに春や秋の換毛期と重なると、抜け毛が一気に増えて見た目の変化が目立ちます。成長期の換毛と季節の換毛が重なるのが、猿期がはっきり出る一因です。
この生え変わりは、健康な子でも必ず通る自然な流れです。無理に抜け毛を止めることはできないので、ブラッシングで抜けた毛をやさしく取り除いてあげましょう。
歯の生え変わりや個体差も影響する
乳歯から永久歯への生え変わりで口元の印象が変わることも、猿期らしさにつながります。表情のバランスが一時的に変わって見えるのです。
猿期の出方には、血統や体型による個体差もあります。ほとんど気づかないうちに終わる子もいれば、はっきり変化する子もいますよ。
親犬や兄弟犬の成長を知っていると、その子の変化の目安になります。ブリーダーさんやペットショップに、親犬の写真を見せてもらうのもおすすめです。
猿期の変化は、複数の理由が少しずつ重なって起こります。ひとつひとつは自然な成長のサインなので、「今はそういう時期なんだ」と知っておくだけで安心できますね。
チワワの猿期と一緒に来る「反抗期」の特徴と接し方

見た目の猿期とほぼ同じ時期に、行動面の「反抗期」が来ることもあります。急に言うことを聞かなくなり、戸惑う飼い主さんも多い時期です。
反抗期はいつ来る?
チワワの反抗期は、自我が育つ生後6ヶ月〜1歳ごろに見られることが多いです。今までできていたことをわざとやらなかったり、呼んでも来なかったりします。
できていたトイレを失敗する、散歩で歩かなくなる、名前を呼んでも無視する、といった様子が出ることもあります。急なことに戸惑いますが、これも自立に向けた成長の一部です。
反抗期は、対応を間違えなければ長くても1ヶ月ほどで落ち着くことがほとんどです。「成長している証拠」と受け止めて、どっしり構えていきましょう。
すべてのチワワにはっきりした反抗期があるわけではありません。ほとんど気づかないまま過ぎる子もいるので、出なかったからといって心配する必要はありませんよ。
噛む・言うことを聞かないときの接し方
反抗期のチワワには、力で押さえつけないことが大切です。ひっくり返して押さえたり、無理にオスワリさせたりすると、かえって反発を強めてしまいます。
できたときにしっかりほめる、興奮させない、噛みそうな状況を先に避ける、が基本です。チワワは臆病さから恐怖で噛むことも多いので、怖い思いをさせない工夫が効きますよ。
反抗期だからといって、しつけを一からやり直す必要はありません。今までどおりの接し方を続けながら、できたことをほめて自信を育ててあげましょう。
反抗期にやってはいけないこと
大きな声で怒鳴ったり、叩いたりするのは逆効果です。恐怖心が強まり、余計に噛んだり隠れたりするようになってしまいます。
また、いたずらや失敗を後から叱っても、犬は何を怒られているのか理解できません。その場で短く「ダメ」と伝え、できたらすぐほめる、のメリハリが大切です。
この時期に厳しくしすぎると、飼い主さんとの信頼関係が揺らいでしまうこともあります。反抗期は一時的なものと割り切って、おおらかに付き合ってあげてくださいね。
反抗期は成長の一歩。叱るより「できたらほめる」を増やすと、うちの子のペースで落ち着いていきますよ。
猿期のチワワにしてあげたいケアと乗り切り方

猿期は成長の過程なので、無理に見た目を変えることはできません。でも、健康な体づくりを支えるケアで、気持ちよく乗り切ってあげられます。
栄養バランスのよい食事で体を支える
成長期は体づくりの大切な時期です。高たんぱくで栄養バランスのよい子犬用フードを、月齢に合った量で与えましょう。
食が細くなったり、歯の生え変わりで食べづらそうなときは、フードをぬるま湯で少しふやかすと食べやすくなります。しっかり食べて栄養をとることが、健やかな成長を支えますよ。
被毛の健康にも栄養は欠かせません。バランスのよい食事は、生え変わる毛をきれいに保つ土台にもなりますよ。
皮膚や被毛の健康を支える良質なたんぱく質や脂質が入ったフードだと安心です。成長期に合った子犬用フードを選び、体づくりをしっかりサポートしてあげましょう。
こまめなブラッシングで抜け毛をケア
抜け毛が増える時期は、やわらかいブラシでこまめにブラッシングしてあげましょう。抜けた毛を取り除くと、皮膚も清潔に保てます。
ブラッシングはスキンシップにもなり、皮膚の異常に早く気づけるメリットもあります。嫌がる子には短時間から少しずつ慣らしてくださいね。
抜けた毛をそのままにすると、毛玉になったり皮膚が蒸れたりすることがあります。特に換毛が多い時期は、こまめにとかして風通しをよくしてあげましょう。
保温とストレスの少ない環境を
毛が薄くなる時期は、体が冷えやすくなります。寒い季節は室温を保ち、寝床にやわらかい毛布を用意してあげると安心です。
チワワはもともと寒さに弱い犬種です。毛が抜けている時期は特に、エアコンの冷えや床の冷たさにも気を配ってあげると体調を崩しにくくなりますよ。
ストレスも被毛や体調に影響します。生活リズムを整え、安心して過ごせる環境をつくってあげましょう。
歯と目元のケアも忘れずに
歯の生え変わりの時期は、口の中がむずがゆくなり、いろいろな物を噛みたがります。噛んでもよいおもちゃを用意しつつ、少しずつ歯みがきに慣らしていきましょう。
目のまわりや耳も清潔に保ってあげると、皮膚トラブルの予防になります。涙やけや汚れが気になるときは、やわらかいコットンでそっと拭いてあげてくださいね。
ケアはどれも、嫌がらない範囲で少しずつ慣らすのがコツです。子犬のうちから体を触られることに慣れておくと、大人になってからのお手入れや通院もぐっとラクになりますよ。
今しかない姿を写真に残して楽しむ
猿期は、あとから振り返ると「こんな顔だったんだ」と笑える大切な時期でもあります。月齢ごとに写真を撮っておくと、成長の記録として楽しめますよ。
周りの見た目を気にしすぎず、その子らしさを楽しむ気持ちが、いちばんのケアかもしれません。今の表情も、かけがえのない思い出になります。
同じ角度・同じ場所で撮っておくと、変化がよくわかって面白いですよ。成犬になってから見返すと、猿期の顔が愛おしく感じられるはずです。
猿期と病気の見分け方(動物病院に相談すべきサイン)

猿期の抜け毛はほとんどが自然なものですが、まれに病気が隠れていることもあります。見分けるポイントを知っておきましょう。
次のようなサインがあるときは、自己判断せず動物病院で相談してください。皮膚や体調のトラブルは、早めのケアが安心につながります。
ポイントは「元気と食欲があるか」「皮膚がきれいか」です。抜け毛が多くても、地肌が健康で元気に過ごしているなら、猿期による自然な変化のことがほとんどです。
- 地肌に赤み・フケ・かさぶたがある
- しきりに体をかゆがる・なめ続ける
- 左右対称にごっそり毛が抜ける
- 元気がない・食欲が落ちている
- 永久歯が生えても乳歯が抜けない
心配なときは、気になる部分の写真を撮っておくと診察のときに役立ちます。日ごとの変化がわかると、獣医師も状態を判断しやすくなりますよ。
ただの猿期なら、皮膚はきれいで元気も食欲もあります。見た目が変わっても元気なら、まずは様子を見て大丈夫なことがほとんどです。気になる症状は早めに動物病院で相談してくださいね。
チワワの猿期に関するQ&A

チワワの猿期はいつからいつまで続きますか?
一般的には生後3〜4ヶ月ごろに始まり、6〜8ヶ月でピークを迎え、1歳前後で落ち着きます。毛量が完全に安定するのは2歳ごろです。毛の伸びがゆっくりな子は1歳を過ぎても続くことがあります。
猿期に入ると顔は元に戻らないのですか?
ほとんどの子は成長とともに本来のチワワらしい顔つきに戻ります。今の顔は成長途中の一時的なもので、骨格が整い毛が生えそろえば、丸みのある表情に戻っていくので安心してください。
猿期に毛がごっそり抜けても大丈夫ですか?
子犬の毛から成犬の毛への生え変わりによるものなら心配いりません。ただし、赤み・フケ・かゆみを伴う場合や、地肌に異常があるときは皮膚トラブルの可能性があるので、動物病院で相談してください。
猿期と反抗期は同じものですか?
別のものです。猿期は「見た目」の変化、反抗期は「行動」の変化を指します。時期が近いため同時に起こることもありますが、原因は異なります。
どちらも成長の過程で起こるもので、時間とともに落ち着いていきます。重なるとバタバタしますが、順番に乗り越えていけば大丈夫ですよ。
「見た目も変わって、言うことも聞かなくなって…」と重なると不安になりますが、どちらも大人になるためのステップです。今だけの時期だと知って、あたたかく見守ってあげてくださいね。
猿期はすべてのチワワにありますか?
程度に差はありますが、多くのチワワが成長の過程で経験します。ほとんど気づかないうちに終わる子もいれば、はっきり見た目が変わる子もいます。変化の大きさには血統や被毛タイプによる個体差があります。
猿期を早く終わらせる方法はありますか?
猿期は成長の自然な過程なので、早く終わらせることはできません。ただし、栄養バランスのよい食事やこまめなブラッシング、ストレスの少ない生活で、健康な被毛の生え変わりをサポートすることはできます。焦らず見守ってあげましょう。
猿期のチワワの写真を撮っておいたほうがいいですか?
ぜひ残しておくのがおすすめです。猿期の姿は今しか見られないもので、成犬になってから振り返ると成長の記録として楽しめます。月齢ごとに撮っておくと、変化の流れがよくわかりますよ。
まとめ:チワワの猿期は成長の証。安心して見守ろう
チワワの猿期は、子犬から成犬へと成長する途中で顔や毛のバランスが一時的に崩れて見える、自然な過程です。時期が来れば、本来の可愛らしい顔つきに戻っていきます。
- 猿期は生後3〜4ヶ月から始まり1歳前後で落ち着く
- 骨格の発達・換毛・歯の生え変わりが重なって起こる
- 同じ頃に来る反抗期は力で抑えずほめて対応
- 栄養・ブラッシング・保温で体を支える
- 赤みやかゆみなど異常があれば動物病院へ
今しか見られない表情も、あとから振り返れば大切な思い出になります。焦らず、その子のペースで成長を見守ってあげてくださいね。あわせてチワワの毛が抜ける原因と換毛期の対策や、チワワが急に怒る・噛む理由と直し方もチェックしておくと安心です。
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※フードを切り替えるときは、今のごはんに少しずつ混ぜながら1週間ほどかけて移行してあげてくださいね。

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