マルチーズの平均寿命は何歳?長生きのコツと注意したい病気

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マルチーズの平均寿命は何歳?長生きのコツと注意したい病気

「マルチーズの平均寿命って、何歳くらいなんだろう?」

「できるだけ長生きしてほしいけど、何に気をつければいいの?」
「シニアになったら、どんなケアが必要になるのかな…」

大切な家族のマルチーズには、1日でも長く元気でいてほしいですよね。その気持ち、先輩ママとしてとてもよくわかります。

結論からお伝えすると、マルチーズの平均寿命は13〜15歳ほどで、小型犬の中でも長生きな傾向があります。そして、毎日のちょっとした心がけで、健康に過ごせる時間はぐんと延ばせます。

この記事では、マルチーズの平均寿命や人間換算、注意したい病気、そして今日からできる長生きのコツまでをまとめました。読み終えるころには、愛犬と長く幸せに暮らすためにやることが見えてきますよ。

この記事でわかること
  • マルチーズの平均寿命と人間に換算した年齢
  • 最高齢・ギネス記録はどのくらいか
  • 注意したい主な死因・病気
  • 長生きのための5つのコツとおうちチェックリスト
  • シニア期のケアと老化のサイン
目次

マルチーズの平均寿命は何歳?

マルチーズの平均寿命は13〜15歳ほどで、小型犬の平均(14歳前後)と同じくらいか、やや長生きな傾向があります(2026年8月6日確認)。

ペット保険会社の調査などでは、マルチーズの平均寿命はおよそ13歳と報告されています。もともと丈夫で長寿な犬種として知られ、健康管理しだいでは15歳以上まで元気に過ごす子も少なくありません。

もちろん、寿命には食事や生活環境、持病の有無などによる個体差があります。あくまで目安として受け止めて、「うちの子はうちの子」と、その子のペースを大切にしてあげてくださいね。

寿命を考えるときに大切にしたいのが、「健康寿命」という考え方です。ただ長く生きるだけでなく、元気に自分らしく過ごせる時間をどれだけ延ばせるかが、暮らしの質を左右します。

この記事で紹介するコツは、どれもこの健康寿命を延ばすためのものです。愛犬が最後まで穏やかに過ごせるよう、できることから取り入れてみてくださいね。

人間に換算すると何歳?

マルチーズのような小型犬は、生後1年で人間の約15歳、2年で約24歳になります。その後は1年ごとに約4歳ずつ年をとる計算です。

この計算でいくと、10歳のマルチーズは人間でいえば約56歳、15歳では約76歳にあたります。犬は人間よりずっと速いスピードで年を重ねるからこそ、日々の変化に早く気づいてあげることが大切です。

マルチーズの年齢人間換算(目安)
1歳約15歳
2歳約24歳
7歳約44歳
10歳約56歳
15歳約76歳
※小型犬の一般的な換算式による目安です(2026年8月6日確認)。

最高齢・ギネス記録は?

マルチーズ単独のギネス世界記録は登録されていませんが、日本では23〜24歳ほどまで生きたという長寿の報告があります。平均寿命を大きく超えて生きる子もいるのですね。

ちなみに、犬全体のギネス最高齢は29歳を超えた例があります。マルチーズも、丁寧なケアを続ければ20歳という大台を目指せる、長寿の可能性を秘めた犬種です。

平均寿命はあくまで目安。毎日のケアで「元気な時間」はしっかり延ばせますよ。

マルチーズは長生きな犬種?他の犬種との比較

マルチーズは小型犬の中では長生きな部類で、体が大きい犬種より寿命が長い傾向があります。

小型犬と大型犬の寿命の違い

一般的に、体の小さい犬種ほど寿命が長い傾向があります。大型犬の平均寿命が10〜13歳ほどなのに対し、マルチーズのような小型犬は13〜15歳と、やや長生きです。

これは、体が大きいほど成長や老化のスピードが速いためと考えられています。マルチーズは、トイプードルやチワワなど、ほかの人気小型犬とも同じくらいの寿命です。

参考までに、人気の小型犬の平均寿命を並べてみました。どの犬種も13〜15歳前後で、大きな差はありません。

犬種平均寿命(目安)
マルチーズ約13〜15歳
トイプードル約14〜16歳
チワワ約13〜16歳
ポメラニアン約12〜16歳
ミニチュアダックス約13〜16歳
※各種調査による一般的な目安です。個体差があります(2026年8月6日確認)。

このように、マルチーズは人気の小型犬の中でも標準的な長寿犬種です。差がわずかである以上、寿命を左右するのは犬種そのものより、迎えたあとの過ごし方だといえますね。

オス・メスで寿命は違う?

犬全体の傾向として、メスのほうがオスよりわずかに長生きしやすいといわれます。ただし、その差はごくわずかで、性別より日々のケアのほうがずっと大きく影響します。

避妊・去勢手術を受けた子のほうが、特定の病気のリスクが下がり、結果として長生きしやすいという見方もあります。手術については、メリットと時期を含めて動物病院で相談してみてくださいね。

マルチーズの主な死因と注意したい病気

マルチーズの寿命に大きく関わるのは心臓病で、そのほか膝の関節や気管、目の病気にも注意したい犬種です。

病気を早く見つけて対処できるかどうかは、寿命を左右する大切なポイントです。ここで紹介するのは一般的な情報なので、気になる症状があるときは、早めに動物病院で相談してください。

心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)

マルチーズがかかりやすい病気の代表が、心臓の弁がうまく閉じなくなる「僧帽弁閉鎖不全症」です。シニア期になると罹患率が上がるといわれ、寿命にも関わる病気です。

初期は目立った症状が出にくいですが、進行すると「コンコン」という乾いた咳や、疲れやすさが見られることがあります。早期発見のために、シニア期は定期的に心臓の音をチェックしてもらうと安心です。

おうちでも、寝ているときの呼吸の速さを数えておくと、変化に早く気づけます。いつもより息づかいが速い、夜に咳が増えたと感じたら、早めに動物病院で相談してくださいね。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

小型犬に多い「膝蓋骨脱臼(パテラ)」は、膝のお皿がずれてしまう病気です。足を引きずる、スキップのような歩き方をするといったサインが見られます。

すべりやすい床や、高い場所からの飛び降りが引き金になりやすいです。床にマットを敷く、段差を減らすといった環境づくりで、予防につなげてあげましょう。

気管虚脱・目や皮膚の病気

のどの気管がつぶれてしまう「気管虚脱」も、小型犬に見られる病気です。「ガーガー」というアヒルのような咳が特徴で、興奮したときに出やすくなります。

そのほか、白内障などの目の病気や、マラセチア皮膚炎などの皮膚トラブルも起こりやすい犬種です。どれも早めのケアが大切なので、いつもと違う様子に気づいたら受診しましょう。

涙やけ(流涙症)

真っ白な被毛のマルチーズは、目のまわりが涙で赤茶色くなる「涙やけ」が目立ちやすい犬種です。命に関わる病気ではありませんが、放っておくと皮膚炎につながることもあります。

涙やけは、目の健康や食事、体質とも関わっています。こまめに拭き取って清潔に保ち、あまりにひどいときは原因を動物病院で調べてもらうと安心です。

水頭症

マルチーズなど頭の丸い小型犬には、脳に水がたまる「水頭症」が見られることがあります。ぼんやりする、同じ方向にぐるぐる回るといった症状が出ることがあります。

すべての子に起こるわけではありませんが、子犬のころからの様子で気になる点があれば、早めに相談しておくと安心です。心配な行動が続くときは、動物病院で診てもらいましょう。

マルチーズの寿命を縮めてしまう要因

肥満・運動不足・強いストレスは、マルチーズの寿命を縮めてしまう代表的な要因です。どれも日々の暮らしで防げます。

肥満

体の小さいマルチーズにとって、肥満は心臓や関節に大きな負担をかけます。おやつの与えすぎや運動不足で、知らないうちに太ってしまうことも多いです。

背中を上からなでたとき、うっすら肋骨に触れるくらいが理想の体型です。「かわいくてつい」の気持ちをぐっとこらえて、フードとおやつの量を管理してあげましょう。

月に1回は体重をはかって記録しておくと、増減に早く気づけます。急に太った・やせたときは病気が隠れていることもあるので、気になったら受診してくださいね。

運動不足とストレス

運動が足りないと、肥満や筋力の低下につながります。反対に、若い子に激しすぎる運動をさせると関節を痛めるので、その子に合った運動量を見つけることが大切です。

また、寂しがり屋なマルチーズは、長い留守番や環境の変化で強いストレスを感じやすいです。安心できる居場所を用意し、スキンシップの時間をしっかりとってあげてくださいね。

誤飲・落下などの事故

病気だけでなく、思わぬ事故も寿命を縮める大きな要因です。小さなおもちゃや薬、玉ねぎなどの人間の食べ物の誤飲は、命に関わることもあります。

また、体が小さいマルチーズは、ソファや抱っこからの落下でも骨折してしまいます。危険なものは手の届かない場所にしまい、安全な環境を整えておくことが、事故予防のいちばんの近道です。

マルチーズを長生きさせる5つのコツ

長生きのカギは、食事管理・適度な運動・定期健診・安全な環境・デンタルケアの5つ。今日からできることばかりです。

①年齢に合ったフードで食事管理

食事は、健康の土台になるいちばん大切なケアです。子犬・成犬・シニアと、年齢に合ったフードを選び、消化のよい良質なものを与えてあげましょう。

マルチーズは脂質の代謝が苦手な子もいるので、脂質が高すぎないフードが向いています。おやつは1日の食事全体の1割ほどを目安に、与えすぎないよう気をつけてくださいね。

いつでも新鮮な水を飲めるようにしておくことも、健康の基本です。フードを切り替えるときは、今のごはんに少しずつ混ぜながら、1週間ほどかけてゆっくり移行してあげましょう。

②毎日の適度な運動

散歩は1日1〜2回、合わせて20〜30分ほどが目安です。運動は肥満予防だけでなく、気分転換やストレス発散にもなります。

雨の日は、室内でおもちゃを使った遊びでも十分です。シニアになったら、その日の体調に合わせて、無理のない範囲で体を動かしてあげましょう。

散歩は、外の匂いや音にふれる「社会化」や気分転換の大切な時間でもあります。運動量が少なくてよい犬種だからと家にこもりきりにせず、短くても毎日連れ出してあげると、心も健やかに保てますよ。

③定期的な健康診断

病気の早期発見には、定期的な健康診断が欠かせません。特にシニア期は、症状が出る前に見つけられるかどうかが、寿命に大きく関わります。

年齢の目安健康診断の頻度(目安)
子犬〜成犬(1〜6歳)年1回
シニア期(7歳〜)半年に1回
高齢(11歳〜)半年に1回+気になる症状はその都度
※あくまで目安です。頻度はかかりつけの獣医師に相談してください(2026年8月6日確認)。

④安全な室内環境をつくる

すべりやすいフローリングは、関節を痛める原因になります。カーペットやマットを敷いて、足腰への負担を減らしてあげましょう。

ソファや階段からの飛び降りも、骨折やパテラの引き金になります。段差にはスロープを用意し、安心して過ごせる環境を整えてあげてください。

⑤デンタルケアを習慣に

意外と見落とされがちなのが、歯のケアです。歯周病を放っておくと、口の中だけでなく、心臓など全身の健康にも影響するといわれています。

子犬のうちから歯みがきに慣らしておくと、シニアになっても続けやすくなります。毎日が難しければ、数日に一度からでも始めてみましょう。

歯みがきが苦手な子には、歯みがきシートやデンタルガムから慣らす方法もあります。口まわりを触られることに慣れておくと、病院での診察もスムーズになりますよ。

長生きのためのおうちチェックリスト

毎日の暮らしの中でできることを、チェックリストにまとめました。ひとつずつでいいので、無理なく取り入れてみてくださいね。

  • 年齢に合ったフードを、適量で与えている
  • おやつは1日の食事の1割ほどに抑えている
  • 毎日、短くても散歩や遊びで体を動かしている
  • 床にマットを敷き、段差の対策をしている
  • 週に数回でも、歯みがきをしている

全部を完璧にしなくて大丈夫。できることから、ひとつずつで十分ですよ。

年齢別|マルチーズのシニアケアと老化サイン

マルチーズは7歳ごろからシニア期に入ります。老化のサインに早く気づいて、暮らしをやさしく整えてあげましょう。

シニア期はいつから?

マルチーズは、7歳くらいからシニア期に入るといわれます。見た目は若々しくても、体の中では少しずつ変化が始まっています。

この時期からは、フードをシニア用に切り替えたり、健康診断の頻度を増やしたりと、ケアを一段ていねいにしていきます。早めの切り替えが、健康寿命を延ばすことにつながりますよ。

住まいの見直しも、この時期にしておきたいケアのひとつです。段差を減らしたり、寝床をやわらかく暖かいものにしたりと、体の変化に合わせて暮らしを整えてあげましょう。

老化のサイン

年をとると、寝ている時間が増えたり、散歩に行きたがらなくなったりします。白髪が増える、目が白っぽくなる、耳が遠くなるといった変化も見られます。

こうしたサインは、老化の自然な流れです。ただし、急な変化や食欲の低下は病気のこともあるので、気になるときは動物病院で相談してくださいね。

足腰が弱ってきたら、段差の少ないルートを散歩に選んだり、滑り止めのマットを増やしたりと、暮らしを少しずつ調整してあげましょう。小さな工夫の積み重ねが、シニア期のマルチーズが安心して過ごせる毎日につながります。

最期が近づいたときに見られる変化

寿命が近づくと、食欲がなくなる、寝ている時間がさらに増える、呼吸が変わるといった変化が見られることがあります。これは、体が少しずつお別れの準備をしているサインです。

不安な気持ちになりますが、そばで穏やかに寄り添ってあげることが、いちばんの支えになります。つらそうな様子があるときは、無理をさせず、かかりつけの先生に相談しましょう。

マルチーズの寿命に関するQ&A

マルチーズは何歳からシニア(老犬)ですか?

マルチーズは、一般的に7歳ごろからシニア期に入るとされています。この時期からフードや運動、健康診断の頻度を見直してあげると安心です。見た目が元気でも、体の中の変化に合わせてケアを整えていきましょう。

マルチーズの主な死因は何ですか?

マルチーズの寿命に関わる病気として、心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)がよく挙げられます。シニア期になると増える傾向があるため、定期的な心臓のチェックが大切です。気になる咳や疲れやすさがあれば、早めに動物病院で相談してください。

室内飼いと外飼いで寿命は変わりますか?

マルチーズは体がデリケートなので、基本は室内飼いが向いています。暑さ寒さや外的な危険を避けられる室内のほうが、体への負担が少なく、長生きにつながりやすいです。温度管理された快適な室内で過ごさせてあげましょう。

平均寿命を超えたら、何に気をつければいいですか?

平均寿命を超えた高齢期は、体の変化がより早くなります。健康診断の頻度を上げ、食べやすいフードや段差の少ない環境など、その子に合わせた暮らしに整えてあげましょう。無理をさせず、穏やかに過ごせる時間を大切にしてください。

マルチーズを20歳まで長生きさせることはできますか?

日本では23〜24歳まで生きたマルチーズの報告もあり、20歳を目指すことは夢ではありません。食事管理・適度な運動・定期健診・デンタルケアを続けることが近道です。もちろん個体差はありますが、日々のケアの積み重ねが元気な時間を延ばします。

シニアになったらフードは変えたほうがいいですか?

はい、7歳ごろを目安に、シニア向けのフードへ切り替えるのがおすすめです。消化にやさしく、関節や心臓の健康維持をサポートすると言われる成分が入ったものが向いています。急に変えると胃腸に負担がかかるので、1週間ほどかけて少しずつ移行してあげましょう。

まとめ:マルチーズの寿命は毎日のケアで延ばせる

最後に、マルチーズの寿命のポイントをまとめますね。

  • 平均寿命は13〜15歳ほどで、小型犬の中では長生きな傾向
  • 日本では23〜24歳まで生きた長寿の報告もある
  • 心臓病・パテラ・気管虚脱などに注意したい
  • 肥満・運動不足・ストレスが寿命を縮める要因
  • 食事・運動・健診・環境・デンタルの5つが長生きのコツ

マルチーズの寿命は、飼い主さんの毎日の小さな心がけで、元気な時間をぐんと延ばせます。特別なことをする必要はなく、「知っておく」と「続ける」がいちばんの秘訣です。

病気やシニア期のことを知っておくと、いざというときにあわてず対応できます。不安なことは一人でかかえこまず、かかりつけの動物病院を頼りにしてくださいね。

体は小さくても、家族に寄せてくれる愛情はとても大きいのがマルチーズです。1日でも長く一緒に笑って過ごせるように、今日からできる準備を、あわてず、ひとつずつ始めていきましょうね。

長生きの土台になるのは、やっぱり毎日のごはんです。愛犬の年齢や体調に合ったフードを選び、無理のないお手入れと定期的な健診を続けることが、元気な毎日への近道になりますよ。健やかな暮らしの準備を、今日から少しずつ始めてみてくださいね。

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※フードを切り替えるときは、今のごはんに少しずつ混ぜながら1週間ほどかけて移行してあげてくださいね。

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