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マルプー(トイプードル×マルチーズ)の特徴は?大きさ・毛色・値段・寿命

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マルプー(トイプードル×マルチーズ)の特徴は?大きさ・毛色・値段・寿命

「マルプーってトイプードルとマルチーズのミックスだけど、どんな子になるの?」

「大きさや毛色は?お手入れは大変じゃない?」

「値段の相場や、寿命のことも迎える前に知っておきたいな…」

ぬいぐるみみたいな見た目で人気のマルプー。気になって調べはじめると、サイトごとに書いてあることが少しずつ違って迷ってしまいますよね。

その気持ち、よくわかります。この記事では、マルプーの特徴・大きさ・毛色・性格から、お手入れや費用、寿命まで、迎える前に知りたいことをやさしくまとめました。

この記事でわかること
  • マルプーの特徴・大きさ・毛色(退色のこと)
  • いわれている性格と、人気のカットスタイル
  • 毎日のお手入れ・しつけ・散歩のポイント
  • 迎える方法と、初期費用・月々・年間の費用の目安
  • 寿命の目安と、気をつけたい病気
目次

マルプー(トイプードル×マルチーズ)ってどんな犬?結論から

マルプーは、マルチーズとトイプードルをかけ合わせたミックス犬です。体高20〜30cm・体重2〜3kgほどの小型犬で、ふわふわの被毛と穏やかで賢い性格から、初心者のご家庭にも迎えやすいと人気があります(2026年7月25日確認)。

ただし、ミックス犬は「どちらの親の特徴を、どのくらい受け継ぐか」に幅があります。見た目も毛質も性格も、その子その子で違うのがマルプーの前提です。

「マルチーズ寄りの真っ白でストレートぎみの子」もいれば、「トイプードル寄りのくるくる巻き毛でカラーのある子」もいます。だからこそ、迎えるときは血統書の理想像ではなく、目の前の子の様子で選んであげるのがおすすめです。

ミックス犬は「同じマルプーでもみんな違う」が大前提。写真の理想像だけで決めないでくださいね。

マルプーの歴史・ルーツ

マルプーは、1990年代ごろのアメリカで人気が広がったといわれるミックス犬です。抜け毛の少ないプードル系ミックスのブームの中で、マルチーズの穏やかさとトイプードルの賢さをあわせ持つ家庭犬として注目されました(2026年7月26日確認)。

日本でも2000年代以降のミックス犬人気とともに広まり、今ではペットショップでもよく見かける定番の組み合わせになっています。

ひとつ知っておきたいのが、マルプーには血統書が発行されないことです。血統書は公認された純血種に発行されるもので、ミックス犬は対象外だからです。

とはいえ「血統書がない=良くない子」では決してありません。血統の証明より、その子自身の健康状態や性格、親犬の様子を確認できるかのほうが、暮らしはじめてからの安心につながりますよ。

親犬のマルチーズとトイプードルはどんな犬?

マルプーを知るには、親になる2犬種を知るのが近道です。それぞれの特徴をくらべてみましょう。

項目マルチーズトイプードル
原産地中海のマルタ島とされるフランス(発祥は諸説あり)
被毛白くまっすぐなシルキーコートくるくるの巻き毛。毛色が豊富
性格の傾向甘えん坊で穏やか賢く活発で覚えが早い
体重の目安2〜3kgほど3〜4kgほど

マルチーズは古くから「抱き犬」として人のそばで愛されてきた犬種、トイプードルはもともと水辺の猟犬だったプードルを小型化した犬種です。どちらも人と暮らすのが得意な家庭犬ですね。

マルプーはこの2犬種のいいとこ取りが期待される一方、どちらの特徴がどのくらい出るかは子によって違います。次の章で、その幅を具体的に見ていきましょう。

マルプーの特徴|被毛・大きさ・毛色・性格

マルプーの見た目は、垂れ耳・くりっとした丸い目・短めのマズル(口まわり)で、全体にまるくやわらかい印象の子が多い傾向です。もちろん個体差があります。

被毛はどちらの親もシングルコートのため、抜け毛は比較的少なめといわれます。そのかわり毛が伸び続けるので、定期的なトリミングが欠かせません。

毛質は受け継ぎ方で大きく変わります。ざっくり分けると次のようなイメージです。

受け継ぎ方毛質の傾向お手入れの向き
マルチーズ寄り細くてふわっとまっすぐ毛玉ができやすくブラッシングこまめに
トイプードル寄りくるくるの巻き毛カットで形を作りやすい
中間タイプゆるいウェーブ両方のいいとこ取り。毛玉は油断せず

マルプーの大きさ・体重の目安

成犬のマルプーは、体高20〜30cm・体重2〜3kgほどが一般的です。手のひらサイズとまではいきませんが、抱っこもしやすい小型犬サイズにおさまる子が多いです(2026年7月25日確認)。

ただし、親のマルチーズより大きく育ち、4kgを超える子もめずらしくありません。トイプードルにも体格差があるため、成犬の大きさは子犬のうちに正確に予想するのは難しいのが正直なところです。

「思ったより大きくなった」も「小さいままだった」もどちらもよくあること。だいたいの目安として受けとめて、その子の体格に合ったごはん量とお散歩量を調整してあげましょう。

マルプーの毛色と退色(色の変化)

マルプーの毛色はバリエーションが豊富です。マルチーズ由来の真っ白のほか、トイプードル由来のホワイト・クリーム・アプリコット・レッド・ブラウン・ブラック・グレー・フォーンなど、両方の色が混ざった子もいます。

覚えておきたいのが「退色」です。特にトイプードル系の色は、成長とともにだんだん薄くなっていくことがよくあります。レッドがアプリコットに、クリームがほぼホワイトに近づく、といった変化です。

退色は自然な変化で、病気ではありません。子犬のときの色がずっと続くとは限らない、と知っておくと、成長後の見た目のギャップに戸惑わずにすみますよ。

毛色ごとの特徴をもっと知りたい方は、クリームのトイプードルの特徴・退色の記事も参考になります。トイプードル側の色の出方はマルプーにもそのまま当てはまります。

マルプーの性格

マルプーは、賢く活発なトイプードルと、明るく甘えん坊なマルチーズの血を引きます。そのため、人が好きでフレンドリー、しつけも入りやすい傾向があるといわれます。

親犬がどちらも比較的穏やかなので、無駄吠えは強く出にくい傾向もあります。ただ、これはあくまで「傾向」で、性格には必ず個体差があります。怖がりの子も、やんちゃな子もいます。

賢いぶん、甘やかしすぎると要求吠えやわがままが出ることも。子犬のうちからやさしく一貫したルールで接してあげると、お互いにぐっと暮らしやすくなります。

また、甘えん坊で人が大好きなぶん、ひとりでのお留守番が苦手な子もいます。子犬のうちから「短い時間のひとり」を少しずつ練習しておくと、留守番のときの不安(分離不安)を防ぎやすくなります。

オスとメスの性格の傾向

性別による違いも、よく聞かれるポイントです。一般に、オスは甘えん坊でやんちゃな傾向、メスは落ち着きがありマイペースな傾向があるといわれます。

ただし、これはあくまでゆるやかな傾向です。実際には性別よりも、その子の生まれ持った気質や育つ環境のほうが性格への影響は大きいと感じている飼い主さんが多いです。

避妊・去勢によって行動が落ち着く場合もあります。「オスだから」「メスだから」で決めるより、会いに行ったときのその子の反応を見て選んであげるのがいちばんですよ。

成長による見た目の変化(マズル・体型)

マルプーを迎える前にぜひ知っておいてほしいのが、子犬から成犬への見た目の変化です。生後6ヶ月〜1歳ごろにかけて、顔つきや体つきが少しずつ大人びていきます。

よくある変化は次の3つです。

  • マズルが伸びる:子犬期のぺたんこ顔から、口まわりがすっきりした大人の顔立ちに
  • 体型が変わる:足や胴が伸びて、胴長に見える子も。骨格が出来上がるサイン
  • 毛色・毛質が変わる:退色で色が薄くなったり、巻き毛が強くなったりする

どれも成長にともなう自然な変化で、異常ではありません。「子犬のときの顔がずっと続く」と思って迎えると、あとで戸惑いやすいので、変化があることを前提にしておくと安心です。

大人の顔になっていくのも成長の証。写真を撮っておくと、どの時期の顔も愛おしくなりますよ。

マルプーの飼い方|カット・お手入れ・しつけの注意点

ここからは、マルプーと毎日を気持ちよく過ごすためのお世話のポイントです。カットスタイルの選び方からお手入れ、しつけ、気をつけたいことまで順番に見ていきましょう。

マルプーのカットスタイル

マルプーはカットで印象がガラッと変わるのも楽しみのひとつです。人気のスタイルには、次のようなものがあります。

  • テディベアカット:顔まわりをまるく残す、ぬいぐるみのような定番スタイル
  • マッシュカット:きのこのように前髪をそろえる、あどけない印象
  • まんまるカット:顔全体を球のようにまるく整える、ふわふわ感が際立つスタイル
  • サマーカット:全体を短めに。夏や毛玉対策、お手入れをラクにしたい子に
  • ブーツカット:足先をふんわり残して脚を長靴のように見せるスタイル
  • トップノット:頭の上の毛をゴムで結ぶ。目に毛が入りにくくなる実用性も
  • アフロカット:頭をボリュームたっぷりに残す個性派スタイル

トリミングの頻度は月1〜2回が目安です。毛が伸びるのが早い子は、毛玉や涙やけの予防のためにも間隔をあけすぎないほうが安心です。

カットの考え方は基本的にトイプードルと同じです。具体的な頼み方はトイプードルのパピーカットの記事もあわせてどうぞ。

初めてのトリミングは、写真を見せて「このくらいの長さで」と伝えると失敗が減りますよ。

マルプーの毎日のお手入れ

マルプーは抜け毛が少ないぶん、毛玉になりやすい犬種でもあります。毎日のお手入れが、清潔さと健康を守るいちばんの近道です。

お手入れ頻度の目安ポイント
ブラッシング毎日〜2日に1回毛玉予防。皮膚を傷つけないやさしく
シャンプー月1〜2回トリミングとあわせると効率的
歯みがきできれば毎日小型犬は歯周病が多い
爪切り月1回程度カチカチ音が床に響いたら合図
耳そうじ週1回程度垂れ耳はムレやすい
目のまわり毎日ふく涙やけ予防にこまめに

すべてを完璧にやろうとすると疲れてしまいます。まずはブラッシングと目のまわりだけでも、毎日の習慣にできると十分です。

もし毛玉ができてしまったら、無理に引っぱらないでください。毛玉の根元を指で押さえ、毛先のほうから少しずつコームでほぐします。皮膚の近くまで固まった毛玉は、自宅でハサミを使うと皮膚を切ってしまう事故が多いので、サロンにお任せするのが安全です。

毛玉になりやすいのは、耳のうしろ・脇の下・内もも・首輪まわり。ブラッシングのとき、この4箇所だけは指で触って確認する習慣にすると、毛玉料金の追加も防げて一石二鳥です。

マルプーのごはんと体重管理

小さな体のマルプーは、食事の量と回数の管理が健康の土台になります。年齢に合わせた回数の目安はこちらです。

年齢食事回数の目安ポイント
子犬(〜生後6ヶ月ごろ)1日3〜4回一度にたくさん食べられないので小分けに
成犬1日2回朝夕なるべく決まった時間に
シニア(7歳ごろ〜)1日2〜3回消化にやさしく小分けが安心

フードの量はパッケージの体重別表示を基準に、その子の体格と運動量で調整します。おやつは1日に必要な食事量の1割ほどまでにおさえると、肥満を防ぎやすくなります。

おうちでできる体重管理のコツは2つです。週1回、抱っこして体重計に乗り「自分の体重との差」で記録すること。そして背中や脇腹をやさしくなでて、肋骨にうっすら触れられるかを確認することです。

肋骨がまったく触れないほどふっくらしてきたら、少し食べすぎのサインかもしれません。急な体重の増減があるときは、フードを変える前に動物病院で相談すると安心です。

快適に暮らせる室内環境づくり

マルプーのような小型犬は、おうちの環境を少し整えるだけで、けがや病気のリスクをぐっと減らせます。

まずやりたいのが床の滑り対策です。フローリングは足腰に負担がかかり、小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)の引き金になることもあります。よく走る場所にマットやカーペットを敷いてあげましょう。

ソファやベッドからの飛び降りも、小さな体には大きな衝撃です。ペット用のステップやスロープを置くと安心ですよ。

温度管理も大切です。シングルコートのマルプーは暑さ寒さの調整が得意ではありません。室温はおおよそ夏は26度前後・冬は20度前後を目安に、留守番のときもエアコンで調整してあげてください。冬は毛布やあたたかい寝床もあると喜びます。

マルプーのしつけと散歩

しつけは生後4〜13週ごろから、できる範囲で少しずつ始めるのがおすすめです。この時期はいろいろなことを吸収しやすい大切な時間です。

甘噛みは早いうちに「噛んだら遊びが止まる」を教えると落ち着きやすくなります。無駄吠え対策は、吠えたときに叱るより、静かにしている時こそ「いい子だね」とほめるのがコツです。

トイレのしつけは、成功したらすぐにたくさんほめるのが基本です。失敗しても叱らず、静かに片付けるだけにすると、覚えが早くなります。

散歩は1日20〜30分ほどを目安に、朝夕2回に分けると理想的です。小型犬でも運動不足はストレスや肥満のもと。天気の悪い日はおうちの中で軽く遊んであげるだけでも違いますよ。

マルプーは賢いので、遊びにちょっとした頭の体操(おやつ探しや簡単なコマンド)を取り入れると、満足度が上がって問題行動も出にくくなります。

おうち遊びのおすすめは、タオルの下におやつを隠す「宝さがし」、名前を呼んで来られたらほめる「おいで練習」、ロープのおもちゃでの引っぱりっこなどです。5〜10分でも、体と頭の両方を使う遊びは散歩1回分に近い満足感がありますよ。

逆に、高いところからのジャンプをくり返す遊びは、膝や腰に負担がかかるので控えめに。おもちゃの誤飲にも気をつけて、遊んだあとは片付ける習慣にすると安心です。

マルプーの注意点(涙やけ・寒さ)

マルプーで相談が多いのが涙やけです。目のまわりの毛が茶色くなる状態で、白い被毛の子ほど目立ちます。

涙やけの原因は、大きく3つのタイプに分けられます。涙の量が多いタイプ、涙の通り道(鼻涙管)がつまっているタイプ、目のまわりの毛や逆さまつげが目を刺激しているタイプです。

このうち、毛の刺激が原因なら、目のまわりをこまめにふく・毛が目に入らないようカットする、といったケアで見た目が改善する場合があります。いっぽうで、鼻涙管のつまりやアレルギー、体質が原因のときは、自宅ケアだけでは改善されない場合もあります。

「フードを変えたら涙やけが良くなった」という声もありますが、これは体質との相性によるもので、どの子にも当てはまるわけではありません。フードだけで治ると断定はできない、と知っておいてくださいね。

「ケアしても良くならない」「急に涙や目やにが増えた」というときは、自己判断で市販品を続ける前に、一度動物病院で原因を診てもらうのが安心です。

また、シングルコートで寒さに弱い子が多いので、冬はお洋服やあたたかい寝床で寒さ対策をしてあげてくださいね。

後悔しないマルプーの選び方と迎える方法

ミックス犬のマルプーは個体差が大きいぶん、選ぶときの基準を先に決めておくと後悔しにくくなります。押さえておきたいのは次の5つです。

  1. 成犬時の大きさの見込みを聞く:親犬の体重を確認。4kg前後まで大きくなる可能性も想定しておく
  2. 毛質と退色の傾向を確認:今の毛色がずっと続くとは限らないと理解しておく
  3. 性格・人慣れを実際に見る:抱っこや呼びかけへの反応で、その子の気質をチェック
  4. 健康状態と親犬の病歴:パテラや目・心臓の病歴がないか聞けると安心
  5. お手入れ・費用を続けられるか:月1〜2回のトリミングを何年も続けられるか家族で確認

特に大切なのは5番目です。マルプーの費用は「迎えるとき」より「迎えてから」のほうが長く続きます。かわいさで即決する前に、この5つを紙に書き出して家族で見比べてみてくださいね。

マルプーを迎える方法

マルプーを迎える主な方法は、ペットショップ・ブリーダー・里親(保護犬)の3つです。

  • ペットショップ:実際に会いやすい。店員さんに健康状態を確認して
  • ブリーダー:親犬や育った環境を見られる。ミックスの傾向を聞きやすい
  • 里親・保護団体:成犬で性格がわかっている子に出会えることも

ブリーダーさんを訪ねるときは、次の点を確認できると安心です。親犬(特に母犬)に会わせてもらえるか、犬舎が清潔か、子犬の目やに・耳のにおい・毛づやに問題がないか、そして質問に具体的に答えてくれるかどうかです。

マルプーはミックス犬なので、親犬の大きさと毛質を見せてもらえると、成犬時のイメージがぐっと具体的になります。「親犬は見せられない」と言われた場合は、少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。

子犬にこだわらないなら、里親や保護犬という選択肢もぜひ考えてみてください。性格が落ち着いていて、初めてのご家庭でも暮らしやすいことがあります。

「無料で譲ります」に注意

里親を考えるとき、ひとつ気をつけたいのが個人間の「無料で譲ります」のやり取りです。ネット掲示板などでの個人間譲渡は、ワクチン接種や健康状態の情報があいまいなまま引き取ることになりやすく、トラブルの元になることがあります。

安心して里親になるなら、保護団体や自治体の動物愛護センターを通す方法がおすすめです。健康チェックやトライアル期間、譲渡条件がきちんと整っている団体ほど、犬のことを大切に考えている証拠でもあります。

「条件が細かくて面倒だな」と感じるくらいの譲渡先のほうが、実は信頼できる。そんな見方で選んでみてくださいね。

マルプーの値段・寿命・気をつけたい病気

マルプーの子犬の値段相場は、おおよそ15〜30万円、平均で20万円台前半が中心です(2026年7月25日確認)。毛色や顔立ち、血統によって幅があります。

ただ、迎えるときにかかるのは子犬の価格だけではありません。最初にそろえるものと、毎月かかるお金を具体的に見ておくと安心です。

初期費用の項目目安
子犬の価格15〜30万円
ケージ・ベッド・トイレ用品1〜3万円
フード・食器5,000〜1万円
ワクチン・健康診断・登録など2〜4万円
初期費用の合計目安約20〜38万円
毎月かかる費用目安
フード・おやつ3,000〜5,000円
トリミング(月1〜2回)5,000〜1万円
日用品(トイレシートなど)2,000〜3,000円
医療・予防(月あたり換算)2,000〜4,000円
月々の合計目安約1.2〜2.2万円

月々1.2〜2.2万円とすると、1年間ではおよそ15〜26万円ほど。ここに数年に一度の大きな医療費が加わることもあります。かわいさだけでなく、この費用を無理なく続けられそうか、迎える前に家族で話しておくと安心です。

寿命の13〜15年を通して考えると、生涯にかかる費用はおよそ250万〜400万円ほどになる計算です。決して安くはありませんが、この見通しを最初に持っておくと、途中で「こんなはずじゃなかった」となりにくくなります。

なお、トリミング代はお住まいの地域やサロンによって差があります。近くのサロンの料金を事前に調べておくと、月々の予算が立てやすいですよ。

マルプーの値段が変わる理由

同じマルプーでも、値段には数万円〜十数万円の差がつきます。主な理由を整理すると、次のとおりです。

値段が変わる要因傾向
月齢生後2〜3ヶ月が最も高く、月齢が上がると下がりやすい
毛色人気色は高め。ただし珍しい色ほど高いとは限らない
大きさの見込み小さめに育ちそうな子は高くなりやすい
親犬親の体格・健康状態・血統で変わる
迎える先・地域ペットショップ・ブリーダー・地域相場で差が出る

気をつけたいのは「安い=問題がある」「高い=安心」ではないことです。月齢が上がって値下がりした子も、性格や健康に問題があるわけではなく、むしろ落ち着きが出て飼いやすいこともあります。

値段だけで判断せず、健康状態の説明・親犬の情報・アフターサポートまで含めて、納得できるお迎え先を選んでくださいね。

マルプーの寿命

マルプーの寿命は、一般に13〜15年ほどといわれています。親であるマルチーズ・トイプードルがどちらも12〜15年ほどとされることからの目安です(2026年7月25日確認)。

ミックス犬は「雑種強勢」で丈夫といわれることもありますが、必ず長生きするという意味ではありません。毎日のごはん・運動・お手入れと、定期的な健康チェックの積み重ねが、健康寿命をのばす近道です。

健康で長く一緒にいるために、おうちでできる習慣はこの4つです。

  • 年1回(シニアは年2回)の健康診断:病気の早期発見がいちばんの長生き対策
  • 体重と食事の管理:肥満は関節や心臓の負担に直結
  • 歯みがきの習慣:小型犬は歯周病から全身の病気につながることも
  • 毎日のスキンシップ:なでながらしこり・皮膚の異常・痛がる場所がないかチェック

特別なことより、毎日の小さな観察の積み重ねが「いつもと違う」に早く気づく力になります。お手入れの時間を健康チェックの時間にしてしまうのがおすすめです。

マルプーが気をつけたい病気

ミックス犬は、両方の親がかかりやすい病気を受け継ぐ可能性があります。マルプーで知っておきたいものを挙げます。

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ):小型犬に多い。膝のお皿がずれる
  • 外耳炎:垂れ耳でムレやすいため
  • 流涙症・鼻涙管閉塞:涙やけの原因になることも
  • 骨折・脱臼:体が小さく骨が細いため、落下や飛び降りで起きやすい
  • 僧帽弁閉鎖不全症:シニア期に注意したい心臓の病気
  • 進行性網膜萎縮など目の病気:トイプードル側で見られることがある

おうちで気づける「受診のサイン」も、あわせて覚えておくと安心です。

気になる様子考えられること
スキップのような歩き方・足を上げる膝のトラブルの可能性
耳をよくかく・頭を振る・耳のにおい外耳炎の可能性
涙や目やにが急に増えた目や鼻涙管のトラブルの可能性
疲れやすい・咳が出る(シニア期)心臓のトラブルの可能性

これらは一般的な情報で、すべての子がかかるわけではありませんし、この表だけで病気を判断することもできません。いつもと違う様子に気づいたら、自己判断せず早めに動物病院で相談してくださいね。

医療費に備えたい場合は、ペット保険を検討する方法もあります。加入は必須ではないので、費用と補償のバランスを見て、ご家庭に合うかどうかで判断すれば大丈夫です。

「マルプーは可愛くない」と言われる理由の検証

検索していると「マルプー 可愛くない」「後悔」といった言葉を見かけて、不安になる方もいるかもしれません。正直に検証してみます。

「可愛くない」と言われる背景の多くは、成長やカットで子犬のときのイメージと変わることにあります。マズルが伸びる・退色する・毛質が変わるなどで「思っていたのと違う」となるケースです。

これは欠点ではなく、ミックス犬の自然な個体差です。逆にいえば、カットで印象を整えやすく、その子だけの可愛さがあるということでもあります。

「うるさい」「落ち着きがない」という声も、多くは若いうちの元気さや、しつけ・運動で落ち着いていく範囲のもの。見た目や評判ではなく、性格や暮らし方の相性で選ぶことが後悔を防ぐいちばんのポイントです。

飼って後悔しやすいポイント6つと対策

「後悔した」という声の中身を見ていくと、だいたい次の6つに集約されます。どれも、事前に知っていれば対策できるものばかりです。

後悔しやすいポイント先回りの対策
成長で見た目が変わった変化があるのが前提と知って迎える
被毛のお手入れが大変毎日5分のブラッシングを習慣に。サマーカットも活用
病気の治療費がかかった定期健診+医療費の備え(貯金や保険)を用意
留守番で吠える・いたずら子犬期から短時間のひとり時間を練習
毎月の費用が想像以上迎える前に月々1.2〜2.2万円の試算を家族で共有
しつけがうまくいかない甘やかしすぎず、家族で一貫したルールに

いっぽうで、実際に飼っている方へのアンケートでは「飼ってよかった」と答える方が大多数だったという調査もあります。後悔の声は「知らずに迎えた」ことが原因のことが多いんですね。

「可愛くない」はお手入れで変わることも

もうひとつ知っておいてほしいのが、「可愛くなくなった」と感じる原因が、実はトリミング不足のことも多いという点です。

毛が伸び放題になると、目が隠れて表情が見えず、毛玉でシルエットも崩れてしまいます。逆にいえば、定期的なカットと毎日のブラッシングだけで、印象は見違えるほど変わります。

「最近うちの子、なんだか垢抜けないな」と感じたら、トリマーさんに顔まわりの整え方を相談してみてください。その子の骨格に合うスタイルを提案してもらえますよ。

マルプーが向いているご家庭・慎重に考えたいご家庭

相性で選ぶために、マルプーが向いているご家庭と、少し慎重に考えたいご家庭を整理します。あくまで一般的な傾向として参考にしてください。

向いているご家庭は、こまめなブラッシングやお手入れを楽しめる方、家族の誰かがおうちにいる時間が長い方、月々のトリミング費用を続けられる方です。甘えん坊な性格を「かわいい」と受けとめられるご家庭に向いています。

慎重に考えたいご家庭は、留守番の時間がとても長い方、お手入れやトリミングの時間・費用を確保しづらい方です。マルプーは人が好きなぶん、さみしさがストレスになりやすい面があります。

とはいえ、これは「飼えない」という意味ではありません。留守番の練習やペットシッター、トリミングの工夫で解決できることも多いので、暮らし方に合わせて準備してあげてくださいね。

迷ったら、この表で今の暮らしと照らし合わせてみてください。

確認したいこと目安
お手入れの時間毎日5〜10分のブラッシングを続けられる
トリミング費用月5,000円〜1万円を10年以上続けられる
留守番の長さ毎日8時間を超える留守番が常態化しない
散歩・遊びの時間1日20〜30分は運動の時間を作れる
家族の合意お世話の分担を家族で話し合えている

全部に自信がなくても大丈夫。「どこを工夫すれば続けられるか」を迎える前に考えておくことが、いちばんの後悔対策になりますよ。

マルプーに関するQ&A

マルプーは何ヶ月で成犬になりますか?

体の成長は生後10〜12ヶ月ごろでほぼ落ち着き、成犬とみなされます。小型犬は比較的早く大人の体格になりますが、性格の落ち着きはもう少し時間がかかることもあります。

マルプーの抜け毛は多いですか?

マルプーはシングルコートのため、抜け毛は比較的少ない傾向です。ただし毛は伸び続け、毛玉になりやすいので、抜け毛が少ない分ブラッシングとトリミングは欠かせません。

マルプーは飼いやすいですか?

賢くフレンドリーな傾向があり、初心者にも迎えやすい犬種といわれます。ただし毎日のお手入れと定期的なトリミング費用が続く点は、迎える前に理解しておきたいポイントです。

マルプーとトイプードルの違いは何ですか?

トイプードルは単一の犬種で特徴が安定しているのに対し、マルプーはマルチーズとのミックスで見た目や毛質に幅があります。より穏やかで甘えん坊な傾向が出やすいのがマルプーです。

マルプーの値段はなぜ幅があるのですか?

毛色・顔立ち・サイズ・親犬の血統・迎える時期などで価格が変わるためです。人気の毛色や小さめの子は高くなりやすい傾向があります。

マルプーはお留守番できますか?

短時間の留守番はできますが、人が大好きなぶん長時間のひとりは苦手な傾向があります。子犬のうちから短い時間のひとりに慣らし、留守番中は室温管理と安全なスペースの確保をしてあげると安心です。

マルプーとチワプーの違いは何ですか?

チワプーはチワワとトイプードルのミックスで、マルプーとは親犬が違います。チワプーのほうがひと回り小さく警戒心が出やすい傾向、マルプーのほうが穏やかで人懐こい傾向といわれますが、どちらも個体差があります。

マルプーに血統書はありますか?

ありません。血統書は公認された純血種に発行されるもので、ミックス犬のマルプーは対象外です。血統書がないことは欠点ではなく、健康状態や親犬の情報を確認できるお迎え先を選ぶことのほうが大切です。

まとめ:マルプーは個体差を楽しめる子

マルプーの特徴を、最後にまとめます。

  • 体高20〜30cm・体重2〜3kgの小型犬。4kg超の子もいる
  • 毛色は豊富で、成長とともに退色することがある
  • 賢く穏やかな傾向。ただし性格は個体差あり
  • 成長でマズルや体型が変わるのは自然なこと
  • 抜け毛は少なめだが、月1〜2回のトリミングは必須
  • 値段は月齢・毛色・大きさの見込みなどで変わる
  • 寿命は13〜15年が目安。パテラや涙やけに注意

ミックス犬のマルプーは「みんな違って、みんな可愛い」が魅力の子です。見た目の理想像より、その子との相性と、費用やお手入れを続けられるかで迎えてあげてくださいね。

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小さな体に合うごはん選び、迷ったら

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※フードを切り替えるときは、今のごはんに少しずつ混ぜながら1週間ほどかけて移行してあげてくださいね。

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