「うちのマルチーズ、この体重で標準なのかな?」
「もこもこの毛で体型がよく見えないけど、太ってないかしら…」
「子犬のうちは、あとどのくらい大きくなるの?」
まん丸の目に真っ白な被毛のマルチーズは、体が毛で覆われているぶん、体重や体型が分かりにくい犬種ですよね。数字が出てくると余計に不安になる気持ち、先輩ママとしてよくわかります。
結論からお伝えすると、マルチーズの成犬の体重はおおよそ2.0〜3.2kgが目安です。ただし体重は「数字ひとつ」で決めるものではなく、触ったときの体型もあわせて見てあげることが大切なんです。
この記事では、マルチーズの標準体重と月齢別の推移、太っているかどうかの見分け方、体重管理のコツまでをまとめました。読み終えるころには、その子の体重と上手につきあえるようになりますよ。
- マルチーズの成犬の標準体重(オス・メス・JKC基準)
- 子犬から成犬までの月齢別の体重推移の目安
- 「太ってる?」を見分けるBCSと触り方のチェック
- 肥満・痩せすぎで気をつけたい病気
- 食事・運動でできる体重管理と、家庭での体重の測り方
マルチーズの体重は何キロ?成犬の標準体重
マルチーズの成犬の標準体重は、おおよそ2.0〜3.2kgです。犬種標準(JKC)では体重3.2kg以下・理想は2.5kgとされ、体高は20〜25cmほどが目安になります(2026年8月5日確認)。
「思ったより軽いのね」と感じた方もいるかもしれません。マルチーズは見た目こそふんわり大きく見えますが、被毛の下は意外とほっそりした小型犬なんです。
ここで大切なのは、この数字はあくまで平均だということ。骨格や筋肉のつき方、両親の体格によって、適正体重には個体差があります。
両親のどちらかが大きめだと、その子も標準より大きく育つことがあります。子犬をお迎えするときに親犬の大きさを聞いておくと、成犬時のサイズをイメージしやすいですよ。
ですから「標準より重い=太っている」「軽い=痩せている」と単純には言えません。その子の骨格に合った適正体重を知ることが、体重管理の第一歩になります。
オス・メスで体重は違う?
マルチーズはオスとメスで体重の差が大きく出にくい犬種です。大型犬のように「オスのほうがひとまわり大きい」ということは少なく、どちらも2.0〜3.2kgの範囲に収まる子が多いです。
そのため、性別よりも「その子自身の骨格」で適正体重を考えてあげるほうが自然です。同じ月齢でも、華奢な子もいれば、がっしりした子もいますよ。
犬種標準(JKC)ではどう決まっている?
ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準では、マルチーズの体重は「3.2kg以下、理想は2.5kg」とされています(2026年8月5日確認)。これはドッグショーなどで基準となる数値です。
ただし、家庭で暮らす愛犬が3.2kgを少し超えていても、それだけで「異常」ということではありません。骨格がしっかりした子なら、標準より重くても健康なこともあります。
数字はあくまで目安として受け止めて、次にご紹介する体型チェックとあわせて判断してあげてくださいね。
他の小型犬と比べると軽い?重い?
マルチーズの2.0〜3.2kgは、小型犬の中でも軽めのグループです。チワワ(1.5〜3kg程度)と近く、トイプードル(3〜4kg程度)よりはやや軽い子が多い傾向があります。
そのため、他の犬種の飼い主さんと体重を比べて「うちの子は小さいのかな」と心配する必要はありません。犬種ごとに標準は違うので、マルチーズはマルチーズのものさしで見てあげましょう。
また、同じマルチーズでも「ティーカップサイズ」と呼ばれる特別に小柄な子もいます。小さければよいというものではなく、その子が健康に暮らせる体重かどうかが大切です。
標準体重は「ものさし」のひとつ。数字だけで一喜一憂しなくて大丈夫ですよ。
マルチーズの月齢別・体重推移の目安
マルチーズは生後6ヶ月ごろまで体重がぐんと増え、その後はゆるやかになって、生後10ヶ月〜1歳ごろに成犬の体重に落ち着くのが一般的です。
下の表は、あくまで平均的な推移の目安です。子犬期の体重は個体差がとても大きいので、「このライン上にいないとダメ」という見方はしなくて大丈夫ですよ。
| 月齢 | 体重の目安 | ようす |
|---|---|---|
| 生後2ヶ月 | 約0.4〜0.7kg | お迎えの時期。手のひらサイズ |
| 生後3ヶ月 | 約0.7〜1.0kg | 食欲旺盛でぐんぐん成長 |
| 生後4ヶ月 | 約1.0〜1.5kg | 乳歯が生えそろう頃 |
| 生後6ヶ月 | 約1.5〜2.5kg | 成長のピークが落ち着き始める |
| 生後8ヶ月 | 約2.0〜3.0kg | 成犬に近い体格に |
| 生後12ヶ月 | 約2.5〜3.2kg | ほぼ成犬サイズで安定 |
子犬期(生後2〜6ヶ月)の増え方
マルチーズの子犬は、生後2〜6ヶ月の間に体重がもっとも大きく増えます。この時期はしっかり栄養をとって、体をつくる大切な期間です。
体が小さいぶん、少しの食事量の違いが体重に大きく響きます。だからこそ「増えないと心配」と焦らず、子犬用フードを月齢に合った量で与えることが基本になります。
成長期のダイエットは絶対に禁物です。太らせないようにと食事を減らすと、必要な栄養が足りなくなってしまうので気をつけてくださいね。
この時期は、消化器官がまだ未発達なので、1回の量を少なめにして回数を多く分けるのがコツです。1日3〜4回に分けて、ふやかしたフードから少しずつ固いものへ移行していきます。
低血糖を起こしやすいのも子犬期の特徴です。長時間ごはんが空かないように気をつけて、元気がない・ぐったりしているといった様子があればすぐに受診してください。
いつまで大きくなる?成長が止まる時期
マルチーズの成長は、生後6ヶ月を過ぎるとゆるやかになります。多くの子は生後10ヶ月〜1歳ごろに、体重の増加が落ち着いて成犬サイズになります。
1歳を過ぎてからも体重が大きく増え続ける場合は、成長ではなく「脂肪の増加=肥満」の可能性があります。成犬になってからの急な体重変化は、注意して見てあげましょう。
成犬・シニア期の体重の考え方
成犬になったら、体重は「増やす」より「キープする」ことを意識します。1歳ごろに落ち着いた体重を基準に、そこから大きくずれていないかを見ていくのがおすすめです。
7歳を過ぎたシニア期になると、運動量や代謝が落ちて太りやすくなる子がいます。一方で、年齢とともに筋肉が落ちて体重が減っていく子もいます。
シニア期は「太る」「痩せる」どちらの変化も起こりやすい時期です。若いころ以上にこまめに体重を測って、変化に早く気づいてあげてくださいね。
子犬の体重が増えない・軽いときは?
子犬の体重が目安より軽くても、元気に食べて遊んでいれば、その子のペースで成長していることが多いです。兄弟の中でも、大きめの子・小さめの子がいるのは自然なことです。
ただし、食欲がない・下痢が続く・元気がないといったサインがあるときは注意が必要です。体重が増えないだけでなく、こうした様子が見られたら早めに動物病院で相談しましょう。
うちの子は太ってる?マルチーズの体重・体型の見分け方
肥満のひとつの目安は「適正体重を15%以上オーバーしているか」です。ただしマルチーズは被毛で体型が隠れやすいので、体重計の数字だけでなく、体を触って確かめることが欠かせません。
適正体重の15%オーバーが肥満の目安
一般的に、適正体重より15%以上重いと「肥満」と考えられます。たとえば適正体重が2.5kgの子なら、2.9kgを超えたあたりが目安になります。
とはいえ、この数字も骨格によって変わります。適正体重そのものが分かりにくいときは、次のBCSでの体型チェックが役立ちますよ。
目安として、適正体重ごとの「肥満ライン(+15%)」を表にしてみました。まずは、その子の適正体重に近い行を見てみてくださいね。
| 適正体重 | +15%(肥満の目安) |
|---|---|
| 2.0kg | 約2.3kg以上 |
| 2.5kg | 約2.9kg以上 |
| 3.0kg | 約3.5kg以上 |
| 3.2kg | 約3.7kg以上 |
ただし、この表はあくまで計算上の目安です。もともとの適正体重が分からないときは、子犬から成犬になったとき(1歳ごろ)の体重を、その子の基準として考えるとよいですよ。
BCS(ボディ・コンディション・スコア)でチェック
BCSは、体型を5段階で評価する方法です。動物病院でも使われている、体重だけに頼らない体型のものさしです。
理想はBCS3(標準体型)。上から見たときにゆるやかな腰のくびれがあり、横から見るとお腹が引き締まって見える状態です。肋骨は、軽く触れると感じられるくらいが目安になります。
| BCS | 体型 | 触った・見た目の特徴 |
|---|---|---|
| BCS1 | 痩せすぎ | 肋骨や背骨が浮き出て見える |
| BCS2 | やや痩せ | 肋骨が触れやすく、くびれが目立つ |
| BCS3 | 理想 | 軽く触ると肋骨が分かり、腰にくびれがある |
| BCS4 | やや肥満 | 肋骨が触りにくく、くびれが浅い |
| BCS5 | 肥満 | 肋骨が触れず、お腹が丸く垂れる |
被毛で隠れるから「触って」確認する
マルチーズは全身が長い被毛で覆われているため、見た目だけでは体型が分かりません。「毛を含めてふっくら見えるけれど、実は痩せていた」ということもよくあります。
そこで、両手でそっと胸やお腹をなでるように触って、肋骨や腰のくびれを確かめてあげましょう。お風呂で毛が濡れたときは体のラインが見えやすいので、チェックのチャンスですよ。
体のどこを触ってチェックする?
体型チェックは、3つの部位を触るのがコツです。まず肋骨(あばら)を、手のひらで軽くなでてみましょう。うっすら骨の存在が分かるくらいが理想です。
次に、上から見たときの腰のくびれです。肋骨のうしろが少しキュッとくびれていれば標準、寸胴でくびれがなければ太り気味のサインです。
最後に、横から見たお腹のラインです。胸からお腹にかけて、うしろにいくほど吊り上がっていれば良い状態。お腹が下に垂れて見えるときは、脂肪がついている可能性があります。
反対に、肋骨や背骨がゴツゴツと手に当たる、くびれがくびれすぎている場合は痩せすぎのサインです。触るときは強く押さず、なでるくらいのやさしさで確かめてあげてくださいね。
体重計とあわせて、月に一度は「触ってチェック」してあげると変化に気づきやすいですよ。
マルチーズの肥満・痩せすぎで気をつけたい病気
マルチーズは小型犬のため、体重の増減が体への負担につながりやすい犬種です。太りすぎも痩せすぎも、それぞれ気をつけたい不調があります。
太りすぎで増えるリスク
体重が増えると、関節や心臓に負担がかかりやすくなります。マルチーズで気をつけたいのは、膝のお皿がずれる「膝蓋骨脱臼(パテラ)」や、気管が狭くなる「気管虚脱」などです。
また、肥満は糖尿病や心臓病のリスクを高めるともいわれています。体が軽いうちからの体重管理が、こうした負担を減らすことにつながります。
これらは可能性のお話で、太っている=必ず病気になるわけではありません。気になる症状があるときは、早めに動物病院で相談してくださいね。
マルチーズが特に気をつけたい膝と気管
マルチーズをはじめとする小型犬は、膝のお皿がずれる「膝蓋骨脱臼(パテラ)」が起こりやすい犬種です。体重が増えると膝への負担が大きくなり、症状が悪化しやすいといわれています。
後ろ足を時々ケンケンするように上げる、スキップのような歩き方をするといった様子が見られたら、膝に負担がかかっているサインのことがあります。滑りやすい床は負担になるので、カーペットやマットで対策すると安心です。
もうひとつ気をつけたいのが「気管虚脱」です。太って首まわりに脂肪がつくと気管が圧迫されやすく、「ガーガー」というアヒルのような咳が出ることがあります。
首に負担のかかる首輪より、胸で支えるハーネスを使うと、気管への負担をやわらげられます。どちらも体重を適正に保つことが、予防や悪化を防ぐことにつながります。
痩せすぎで気をつけたいこと
反対に、痩せすぎも心配です。体重が足りないと、免疫力が下がって感染症にかかりやすくなったり、体力が落ちたりすることがあります。
特に子犬やシニアは、低血糖を起こしやすいので注意が必要です。急に食欲が落ちて体重が減ったときは、病気が隠れていることもあるため、放置せず受診しましょう。
また、シニア期の体重減少は「年のせい」と見過ごされがちですが、筋肉が落ちているサインのこともあります。後ろ足の筋肉がやせてくると、歩き方や立ち上がりに影響することもあります。
痩せてきたと感じたら、フードの量が足りているか、消化吸収がうまくいっているかを見直します。食べているのに痩せる場合は、とくに一度受診して原因を確かめてもらいましょう。
体重の変化でわかる病気のサイン
食事量を変えていないのに体重が変わるときは、体の中で何かが起きているサインのことがあります。体重は、目に見えにくい不調に気づくための大事な手がかりなんです。
食欲があるのに太っていく場合は、甲状腺の働きが落ちる「甲状腺機能低下症」や、ホルモンの病気である「クッシング症候群」などが関わることがあります。
反対に、よく食べているのに痩せていく場合は、糖尿病や消化器・腎臓の病気などが背景にあることもあります。いずれも自己判断はできないので、気になる変化は動物病院で相談してください。
ここで挙げた病気の名前は「そういう可能性もある」という一般的な情報です。心配しすぎる必要はありませんが、体重の急な変化を見逃さないことが早期発見につながります。
マルチーズの体重管理の方法(食事・運動)
体重管理の基本は「食事量の見直し」と「毎日の適度な運動」です。極端に減らすのではなく、適正体重を保つ習慣を続けることが大切です。
1日の食事量とおやつの目安
フードの量は、パッケージに書かれた体重別の給与量を目安にします。子犬期は1日3〜4回、成犬になったら1〜2回に分けて与えるのが一般的です。
見落としがちなのがおやつです。おやつは1日に必要なカロリーの10%以内におさえて、あげた分はフードを少し減らして調整してあげましょう。
だらだら食べを防ぐために、食事の時間を決めて、置きっぱなしにしないこともポイントです。フードを切り替えるときは、1週間ほどかけて少しずつ混ぜてあげてくださいね。
フードの袋に書かれた給与量は、あくまで平均的な目安です。同じ体重でも活動量には差があるので、体型を見ながら1〜2割の範囲で調整してあげましょう。
「与えているのに痩せる」「量を守っているのに太る」と感じたら、量やフードの種類を見直すサインです。迷ったときは、健診のときに獣医師へ具体的な量を相談すると安心ですよ。
散歩・運動の目安
マルチーズは室内でも動ける犬種ですが、散歩は運動と気分転換のために大切です。1日1〜2回、合わせて20〜30分程度を目安にしましょう。
関節が弱い子もいるので、無理に長く歩かせる必要はありません。室内でのおもちゃ遊びも、良い運動になりますよ。
散歩を嫌がる子には、無理に歩かせず、おやつやおもちゃで楽しい気分を作ってあげましょう。短い距離から少しずつ慣らして、外の匂いをかぐだけでも良い刺激になります。
雨の日や暑い日は、室内で「もってこい」遊びや、階段を使わない範囲での追いかけっこもおすすめです。運動は「がんばらせる」より「一緒に楽しむ」ことを意識すると続けやすいですよ。
フード選びで見たいポイント
体重管理では、量だけでなく「どんなフードか」も関わってきます。マルチーズは体が小さいので、少量でもしっかり栄養がとれる質のよいフードが向いています。
チェックしたいのは、主原料に良質なタンパク質が使われているか、そして粒の大きさが小型犬の口に合っているかです。粒が大きすぎると食べにくく、丸のみの原因にもなります。
「今のフードで太りやすい・痩せやすい」と感じたら、フードのカロリーや量を見直すサインです。切り替えるときは1週間ほどかけて、少しずつ移行してあげましょう。
ライフステージ別の食事の考え方
必要な栄養やカロリーは、年齢によって変わります。子犬期は成長のためにカロリーが高めの子犬用フードを、成犬期は維持を意識した成犬用フードを選びます。
シニア期になったら、運動量に合わせてカロリーを控えめにするのが基本です。関節や内臓に配慮したシニア用フードもあるので、年齢の節目で見直してあげるとよいですよ。
多頭飼いでの体重管理の注意点
マルチーズを何頭か一緒に飼っている場合、体重管理が少し難しくなります。1頭が他の子のごはんまで食べてしまい、その子だけ太る、ということが起こりやすいからです。
食事は場所を分けて、決まった時間に与えるのがおすすめです。食べ終わったらお皿を片づけて、横取りできない環境をつくってあげましょう。
定期的な健康診断で体重を見てもらう
家庭での体重測定に加えて、動物病院での定期的な健康診断も大切です。年に1〜2回、成犬になったら健康チェックを受けると、体重の変化を専門家の目で見てもらえます。
診察のときに「適正体重はどのくらいか」「今の体型はどうか」を聞いておくと、家庭での目標がはっきりします。ワクチンやフィラリア予防のついでに、体重の相談もしてみてくださいね。
シニア期に入ったら、健診の頻度を年2回程度に増やすと、体重の変化や病気のサインに早く気づけます。かかりつけの先生に、その子に合った頻度を相談しておくと安心です。
体重管理でやりがちな失敗と対処
よかれと思ってやっていることが、実は体重管理の妨げになっていることもあります。まず多いのが、家族それぞれがおやつをあげてしまい、合計量が増えているケースです。
おやつは「1日でこれだけ」と決めて、家族で共有しておくのがおすすめです。ケースに1日分を分けておくと、あげすぎを防げますよ。
次に多いのが、フードの量を「なんとなく」で決めてしまうこと。付属のスプーンや目分量ではなく、はかりで計量すると、少しのズレも積み重なりません。
反対に、太らせたくないあまり食事を減らしすぎるのも心配です。栄養が足りないと毛づやや体力に影響するので、減らすときは獣医師に相談しながら進めてくださいね。
家庭でできる正確な体重の測り方
マルチーズは軽いので、そのまま体重計に乗せても正確に測れないことがあります。そんなときは「抱っこ差分法」が便利です。
- まず自分だけで体重計に乗り、体重を記録します。
- 次に愛犬を抱っこして、もう一度体重計に乗ります。
- 2回目の数字から自分の体重を引くと、愛犬の体重が分かります。
- 月に1回、同じ時間帯(食前など)に測ると変化を比べやすいです。
測った体重はカレンダーやスマホにメモしておくと、増減の変化に早く気づけます。数字とあわせて、BCSの体型チェックも一緒に記録しておくと安心ですよ。
マルチーズの体重管理チェックリスト
- 月に1回、同じ条件で体重を測って記録している
- 体を触って、肋骨と腰のくびれを確かめている
- フードは体重に合った量を守っている
- おやつは1日のカロリーの10%以内におさえている
- 1日20〜30分程度の散歩や遊びを続けている
- 急な体重の増減があったら動物病院に相談している
すべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫。まずは「月1回の体重測定」から習慣にしてみてくださいね。
季節や生活リズムとマルチーズの体重の関係
体重は、季節や毎日の生活リズムによっても少しずつ変わります。理由を知っておくと、変化に気づいても慌てずに対応できます。
冬に太りやすくなるのはなぜ?
寒い季節は、散歩の時間が短くなって運動量が減りがちです。そのぶんカロリーが消費されにくく、冬に体重が増える子は少なくありません。
寒い日は、室内でおもちゃを使って遊んだり、階段のない範囲で体を動かしたりして、運動不足を補ってあげましょう。食事量も、活動量に合わせて微調整すると安心です。
反対に夏は、暑さで食欲が落ちて一時的に体重が減ることもあります。涼しい時間帯の散歩に切り替えて、体調を見ながら過ごさせてあげてくださいね。水分をしっかりとれているかどうかも、あわせて毎日気にかけてあげてくださいね。
換毛期は体重が分かりにくい
マルチーズは抜け毛が少ない犬種ですが、それでも被毛のボリュームで体型が見えにくくなります。トリミングで毛を短くしたあとに「痩せた?」と感じるのは、毛が減っただけのこともあります。
見た目の印象に惑わされないためにも、やはり体重計の数字と触ってのチェックが頼りになります。トリミング前後で見た目が変わっても、体重が同じなら心配いりません。
トリミングのときは、サロンで体重を測ってもらえることもあります。定期的に通っているなら、その記録を家庭での測定とあわせて残しておくと変化を追いやすいですよ。
生活リズムを整えると体重も安定する
食事や散歩の時間がバラバラだと、体重も乱れやすくなります。毎日だいたい同じ時間にごはんと運動を続けると、体のリズムが整って体重も安定しやすいです。
特に、夜遅い時間の食事やおやつは太りやすさにつながります。1日の生活リズムを整えることが、いちばん手軽で続けやすい体重管理といえますよ。
散歩の時間や食事の時間を家族で決めておくと、誰が世話をしても同じリズムを保てます。無理なく続けられる仕組みをつくることが、長い目で見た健康につながります。
マルチーズの体重に関するQ&A
マルチーズが2kg以下でも大丈夫?
骨格が小さい子なら、2kg前後でも元気に暮らしているマルチーズはたくさんいます。体重の数字よりも、BCSで見て痩せすぎていないか、食欲や便の状態が安定しているかが大切です。もともと小柄なのか、痩せてきたのか判断に迷うときは、動物病院で相談すると安心です。
4kgを超えたら太りすぎ?
標準体重(2.0〜3.2kg)から考えると、4kgは重めといえます。ただし骨格がしっかりした大きめの子なら、4kg前後でも体型が引き締まっていれば問題ないこともあります。体重だけで決めず、肋骨や腰のくびれを触って確かめ、気になるときは獣医師に相談してください。
去勢・避妊の手術のあとは太りやすい?
去勢・避妊後はホルモンの変化で必要なカロリーが減り、以前と同じ量だと太りやすくなる傾向があります。手術後は体重の変化を意識して、フードの量を見直してあげましょう。避妊・去勢後向けのフードに切り替える方法もあります。
ダイエットはどのくらいのペースがいい?
急激なダイエットは体に負担がかかるため、ゆっくり時間をかけるのが基本です。目安は1ヶ月に体重の1〜2%程度と言われますが、小型犬は変化が大きく出やすいので自己判断は禁物です。ダイエットを始める前に、適正体重とペースを獣医師に相談してから進めると安心ですよ。
体重が急に減った・増えたときは?
食事量を変えていないのに体重が急に変わったときは、病気が隠れていることがあります。体重増加なら甲状腺の不調、体重減少なら消化器や腎臓などの病気が背景にある場合もあります。気になる変化があるときは、早めに動物病院で相談してください。
体重は毎日測ったほうがいい?
健康な子なら、体重測定は月に1回程度で十分です。体重は日々わずかに変動するので、毎日測ると小さな増減に一喜一憂してしまいがちです。ダイエット中や体調管理が必要な時期は、獣医師の指示に合わせて週1回など頻度を上げるとよいでしょう。
体重計はどんなものを使えばいい?
マルチーズは軽いので、10g単位で量れるデジタルの体重計(キッチンスケールやペット用スケール)があると便利です。持っていない場合は、この記事で紹介した抱っこ差分法でも測れます。大切なのは道具よりも、同じ条件で定期的に測って記録を続けることです。
おやつをあげたいときはどうすればいい?
おやつを完全にゼロにする必要はありません。1日に必要なカロリーの10%以内におさえ、そのぶんフードを少し減らして調整すれば大丈夫です。低カロリーのおやつを選んだり、フードの一部を手からあげてごほうびにしたりする工夫もおすすめですよ。
まとめ:マルチーズの体重を知って健康を守ろう
最後に、マルチーズの体重のポイントをまとめますね。
- 成犬の標準体重は2.0〜3.2kg(JKC基準は3.2kg以下・理想2.5kg)
- 生後6ヶ月ごろまで大きく増え、10ヶ月〜1歳で成犬サイズに
- 肥満の目安は適正体重の15%オーバー+BCSと触ってチェック
- 太りすぎ・痩せすぎはどちらも病気のリスクに配慮
- 食事量とおやつ、毎日の運動、月1回の体重測定で管理
マルチーズの体重は、数字だけでなく「触って感じる体型」とあわせて見てあげることが何より大切です。毎月の記録を続けると、その子にとっての“ちょうどいい体重”が見えてきますよ。
大切なのは、平均や誰かの子と比べて焦らないことです。標準の範囲から少し外れていても、その子が元気に食べて遊んでいれば、それがその子の健康な体重です。
体重は、言葉で不調を伝えられない愛犬からの大切なサインです。月に一度の「はかる・触る・記録する」を習慣にして、変化に早く気づいてあげてくださいね。気になる変化があったら、遠慮なく動物病院に相談しましょう。
体重管理は毎日のごはん選びから始まります。その子に合った量とごはんを選んで、無理のないペースで“ちょうどいい体重”をキープしていきましょうね。
毎日のごはん、どれを選べばいいか迷ったら
フード選びは情報が多くて迷ってしまいますよね。モグワンは動物性タンパク源50%以上・穀物不使用・香料着色料不使用で、全犬種・全年齢に対応したフードです。チキン&サーモンとマグロ&白身魚の2つの味から選べますよ。
※フードを切り替えるときは、今のごはんに少しずつ混ぜながら1週間ほどかけて移行してあげてくださいね。

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