フレンチブルドッグのおならが多い・臭いのはなぜ?理由と対策

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フレンチブルドッグのおならが多い・臭いのはなぜ?理由と対策

「うちのフレンチブルドッグ、ソファでくつろいでいると急に『ブッ』…しかも、けっこう臭う」

「他の犬より、おならが多い気がする」
「この臭い、もしかして体の不調のサインだったりする…?」

表情豊かで愛嬌たっぷりのフレンチブルドッグ。そのおならに、思わず笑ってしまいながらも、ちょっぴり心配になっているママも多いのではないでしょうか。同じ犬と暮らす先輩ママとして、その気持ちよくわかります。

実は、フレンチブルドッグのおならが多いのには、この犬種ならではのはっきりした理由があるんです。そして、多くは食事や生活のちょっとした工夫でやわらげられます。

この記事では、フレンチブルドッグのおならが多い・臭い理由から、今日からできる対策、そして「これは病院へ」という見極めのサインまでを、やさしくまとめました。読み終えるころには、落ち着いて向き合えるようになりますよ。

この記事でわかること
  • フレンチブルドッグのおならが多い5つの理由
  • おならが臭くなる原因と、臭いの正体
  • 今日からできる、おなら対策5つ
  • おなら軽減の観点で見たフード選びのポイント
  • 「これは病院へ」という危険なサインと受診の目安
目次

フレンチブルドッグのおならが多い・臭いのはなぜ?まずは結論から

フレンチブルドッグのおならが多いのは、鼻の短い「短頭種」で空気を飲み込みやすい体のつくりが大きな理由です。臭いの強さは、食事の内容や腸内環境が影響していることがほとんどです。

おならそのものは、犬にとってごく自然な生理現象です。フレンチブルドッグは、その体の構造からもともとおならが出やすい犬種なので、回数が多いこと自体は心配しすぎなくて大丈夫なんです。

気にかけてあげたいのは「臭い」と「変化」のほうです。いつもよりぐっと臭くなった、急に回数が増えた、というときは、食事や腸内環境、まれに体の不調が関係していることがあります。

大切なのは、「多いか少ないか」よりも「その子のふだんと比べてどうか」という視点です。毎日の様子を知っている飼い主さんだからこそ気づける変化を、大事にしてあげてくださいね。

この記事では、まず「なぜ多いのか」を知って安心してもらったうえで、「臭いをやわらげる工夫」と「見逃したくないサイン」を順番に見ていきますね。愛犬のおならは、健康を映すちいさなバロメーターでもありますよ。

おならが多いのはフレブルの個性。まずはそこを知ってあげると、ぐっと気がラクになりますよ。

フレンチブルドッグのおならが多い5つの理由

フレンチブルドッグのおならが多い背景には、「短頭種で空気を飲み込みやすい」「早食い」「暑がりで口呼吸が増える」「肥満しやすい」「運動不足」という5つの要因があります。

意外に思われるかもしれませんが、おならの成分の多くは、お腹の中で発生したガスではありません。口から飲み込んだ空気が、そのまま出てきているんです。

一般に、おならの成分はおよそ「飲み込んだ空気が7割・血液中から出るガスが2割・腸内で発生するガスが1割」と言われています。つまり、空気をたくさん飲み込む子ほど、おならも多くなりやすいというわけですね。

理由①短頭種で空気を飲み込みやすい

フレンチブルドッグは、鼻がぺちゃっと短い「短頭種」です。鼻の穴や気道が狭いつくりのため、呼吸のたびに空気を余分に飲み込みやすい傾向があります。

飲み込んだ空気の多くは、げっぷやおならとして体の外に出ていきます。パグやブルドッグなど、ほかの鼻ぺちゃ犬種におならが多いのも、これと同じ理由なんですよ。

つまり、フレンチブルドッグのおならが多いのは、しつけや食事だけの問題ではなく、生まれ持った体のつくりが大きいということです。ここを知っておくと、「うちの子だけおかしいのかな」と不安になることが減りますよね。

理由②早食い・がつがつ食べる

ごはんが大好きで、勢いよくがつがつ食べる子は、フードと一緒にたくさんの空気も飲み込んでいます。この空気が、おならの量を増やす大きな原因になります。

フレンチブルドッグはもともと食いしんぼうな子が多い犬種です。早食いはおならだけでなく、吐き戻しの原因にもなるので、あとの章でご紹介する早食い防止の工夫が役立ちますよ。

とくに、多頭飼いのおうちや、お腹を空かせている食事前は、勢いよく食べてしまいがちです。「取られないうちに食べなきゃ」という気持ちが、早食いに拍車をかけることもあります。落ち着いて食べられる環境を整えてあげるだけでも、飲み込む空気はぐっと減らせますよ。

理由③暑がりで口呼吸(パンティング)が増える

短頭種のフレンチブルドッグは、体の熱を逃がすのが苦手で、とても暑がりです。暑い時期は、ハアハアと口で呼吸する「パンティング」が増えます。

この口呼吸のときにも、たくさんの空気を飲み込んでしまいます。夏場におならが増えたように感じるのは、こうしたフレンチブルドッグならではの体質も関わっているんですね。

暑さで呼吸が荒くなるのは、体温を下げようとがんばっているサインでもあります。エアコンで室温を一定に保ち、暑い時間の外出を避けてあげると、パンティング自体が落ち着き、飲み込む空気も減らせますよ。

理由④太りやすく、お腹に負担がかかりやすい

フレンチブルドッグは筋肉質でがっしりした体つきのぶん、太りやすい犬種でもあります。体重が増えると、お腹まわりに脂肪がついて腸の動きが鈍りやすくなります。

腸の動きがゆっくりになると、ガスが溜まりやすくなり、おならの回数や臭いにつながることがあります。体重管理は、おなら対策としても大切なポイントです。

フレンチブルドッグは、おやつをおねだりする表情がとっても上手ですよね。つい甘やかしたくなりますが、肥満は関節や呼吸にも負担をかけます。適正体重をキープすることが、おならだけでなく体全体の健康につながりますよ。

理由⑤運動不足・加齢による消化機能の低下

運動が足りないと、腸のぜん動運動(食べ物を送り出す動き)が弱まり、ガスが溜まりやすくなります。適度なお散歩は、腸を元気にしておならをやわらげる助けになります。

また、年齢を重ねると消化・吸収の力が少しずつ落ち、おならが増えたり臭いが強くなったりすることがあります。これは自然な変化なので、シニア期はフードや量を見直してあげるとよいですよ。

フレンチブルドッグは足腰への負担も気になる犬種なので、運動は「激しく長く」より「毎日こまめに」がおすすめです。無理のないお散歩を習慣にすると、腸の動きも整い、体重管理にもつながって一石二鳥ですよ。

ちなみに、短頭種や大型犬、子犬やシニア犬は、体のつくりや消化機能の面からおならが多めになりやすいと言われています。もちろん個体差が大きいので、「うちの子は多いな」という程度で気にしすぎなくて大丈夫です。

フレンチブルドッグのおならが臭くなる原因

おならが臭くなる主な原因は、食事の内容と腸内環境です。とくにタンパク質の摂りすぎや消化不良で腸内の悪玉菌が増えると、硫化水素などの臭いの強いガスが発生します。

回数の多さが「飲み込んだ空気」の話だったのに対し、臭いの強さは「腸の中で何が起きているか」の話です。臭いおならが続くときは、腸内環境が乱れているサインのことが多いんです。

タンパク質の摂りすぎ・消化不良

お肉などの動物性タンパク質が消化しきれずに腸に届くと、悪玉菌のエサになります。このとき、硫化水素やインドール、アンモニアといった、いかにも臭そうなガスが生まれます。

タンパク質は犬にとって欠かせない栄養なので、減らせばよいというものではありません。大切なのは「量」と「消化のしやすさ」のバランスです。良質で消化のよいタンパク源を、適量あげることが、におい対策の基本になりますよ。

高タンパクなフードが体に合わない子や、消化の力が弱っている子は、おならが強く臭いやすくなります。臭いが気になるときは、フードの内容を見直すのがいちばんの近道です。

食物繊維の摂りすぎ・体に合わない食材

意外なことに、食物繊維の多いダイエット系フードや、いも類・豆類などを食べると、おならが増えることがあります。腸内で発酵してガスが出やすくなるためです。

体に合わない食材や、急なフードの切り替えでお腹が驚いたときも、一時的におならが増えます。新しいフードに変えるときは、少しずつ混ぜて慣らしてあげてくださいね。

腸内環境の乱れ(悪玉菌の増加)

腸の中では、善玉菌と悪玉菌がバランスをとって暮らしています。このバランスが崩れて悪玉菌が優勢になると、臭いガスが増えてしまいます。

腸内環境は、食事だけでなく生活リズムやストレスにも左右されます。発酵食品や整腸をサポートする食品を上手に取り入れると、におい対策につながりますよ。

善玉菌は、食物繊維やオリゴ糖をエサにして増えていきます。とはいえ、良かれと思ってあれこれ足しすぎると、かえってお腹の負担になることも。まずは今のフードを見直すことを土台に、サポート食品は「少しだけ」を心がけるとよいですよ。

加齢・ストレス

年齢とともに消化・吸収の力が落ちると、腸内で異常発酵が起きやすくなり、においが強くなることがあります。シニア期はとくに、消化にやさしい食事を意識してあげましょう。

また、引っ越しや来客、お留守番など、犬にとってのストレスも腸内環境を乱す原因になります。安心して過ごせる環境づくりも、地味ですが大切なおなら対策なんです。

臭いが気になるときは、まず食事から見直すのが近道。焦らず一つずつためしてみましょうね。

フレンチブルドッグのおならと便(うんち)の関係

おならの臭いや量は、便の状態と深くつながっています。おならが気になるときは、あわせて毎日の便をチェックすると、腸の調子をより正確に読み取れます。

おならも便も、どちらも「腸の中で何が起きているか」を教えてくれる大切なサインです。臭いおならが続くときは、便もゆるかったり、においが強かったりすることが多いんですよ。

健康な便の見分け方

健康な便は、ティッシュでつまんでも形が残るくらいの、ほどよいかたさが目安です。色はこげ茶色で、いやなにおいが強すぎないのが理想的な状態です。

散歩中に便を拾うとき、かたさや色をさっと確認する習慣をつけるとよいですよ。毎日のことなので、少しの変化にも気づきやすくなります。便の様子は、言葉を話せない愛犬からの大切なお便りだと思って見てあげてくださいね。

毎日だいたい決まった回数・かたさの便が出ていれば、腸内環境は良好なサインです。フードを変えたときや体調のときに、便がどう変わるかを見てあげると、その子に合う食事が見えてきますよ。

おならの臭いだけだと「気のせいかな」と迷いがちですが、便は毎日目に見える形で残ります。おならと便をセットで観察する習慣をつけると、フードが合っているかどうかの判断がしやすくなりますよ。

こんな便のときは食事を見直すサイン

便がゆるい、コロコロで硬すぎる、においが急に強くなった、というときは、食事や腸内環境が乱れているサインかもしれません。おならの臭いとセットで気にしてあげましょう。

下の表は、便の状態から読み取れる目安をまとめたものです。あくまで一般的な目安なので、気になる状態が続くときは動物病院で相談してくださいね。

便の状態考えられることまずできること
ゆるい・水っぽい消化不良・フードが合わない・お腹の冷え消化にやさしい食事に見直す
コロコロで硬い水分不足・便秘ぎみ水分をしっかりとらせる
においが急に強い腸内環境の乱れ・悪玉菌の増加整腸をサポートする食品を少量
血が混じる・黒っぽい消化管のトラブルの可能性早めに動物病院へ

便は毎日変わるものなので、1回の様子だけで決めつけなくて大丈夫です。数日続けて調子が悪いときや、血が混じるようなときは、写真に残して病院で見せると診察がスムーズですよ。

フレンチブルドッグのおなら対策|今日からできる5つの方法

おなら対策の基本は、「早食いを防ぐ」「消化にやさしい食事にする」「水分をとる」「適度に運動する」「腸内環境を整える」の5つです。どれも今日から無理なく始められます。

対策①早食いを防ぐ

いちばん手軽で効果を感じやすいのが、早食い防止です。飲み込む空気の量を減らせるので、おならの回数そのものを減らす助けになります。

凹凸のある早食い防止用のお皿を使ったり、フードを平らな広いお皿に薄く広げたりすると、自然とゆっくり食べられます。1回の量を減らして、食事を2〜3回に分けるのもおすすめですよ。

知育トイにフードを入れて、遊びながら食べさせる方法もあります。頭を使いながらゆっくり食べられるので、早食い防止とストレス解消の両方に役立ちます。愛犬が飽きないよう、いくつかの方法を組み合わせてあげるとよいですよ。

対策②消化にやさしいフードに見直す

臭いが気になるときは、消化のよいフードへの切り替えを検討しましょう。良質なタンパク質を使い、余計な添加物の少ないフードは、腸への負担がやわらぎます。

切り替えるときは、今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、1週間ほどかけてゆっくり移行します。急に全部変えるとお腹がびっくりして、かえっておならが増えることがあるので注意してくださいね。

対策③こまめに水分をとる

水分が足りないと便秘になりやすく、腸にガスが溜まっておならの原因になります。いつでも新鮮なお水を飲めるようにしてあげましょう。

とくに冬場は、犬もお水を飲む量が減りがちです。水飲み場を数か所に増やしたり、ぬるめのお湯にしたりすると、自然と飲む量が増えます。夏の暑い時期は、熱中症予防の意味でもこまめな水分補給を意識してあげてくださいね。

あまりお水を飲まない子には、ウェットフードを少し取り入れたり、ドライフードをぬるま湯でふやかしたりする方法もあります。水分がとれると、便通が整っておならもやわらぎやすくなりますよ。

対策④適度な運動とお腹のマッサージ

毎日のお散歩や遊びは、腸のぜん動運動を活発にして、溜まったガスを出しやすくしてくれます。ただしフレンチブルドッグは暑さに弱いので、夏場は朝晩の涼しい時間に短めに行いましょう。

おうちでは、お腹を「の」の字を描くようにやさしくマッサージしてあげるのもおすすめです。リラックスしているときに、なでる延長で優しく触れてあげると、腸の動きをそっと後押しできます。

マッサージは、スキンシップの時間にもなって一石二鳥です。ただし、お腹が張って痛がっているようなときは無理にさわらないでくださいね。嫌がるそぶりがあればすぐにやめて、あくまで気持ちよさそうにしている範囲で行いましょう。

対策⑤腸内環境を整える(発酵食品・サプリ)

善玉菌を増やして腸内環境を整えると、においの軽減が期待できます。犬用の乳酸菌・ビフィズス菌のサプリメントや、ごく少量のプレーンヨーグルト・納豆などが取り入れやすい方法です。

ただし与えすぎは逆効果になることもあり、体質に合わない子もいます。初めて与えるときはごく少量から、心配なときはかかりつけの動物病院に相談してから始めると安心です。

下の5ステップは、今日から取り組める順番でまとめたものです。全部を一度にではなく、できそうなものから一つずつ試してみてくださいね。

  1. 早食い防止のお皿にする、または1回の量を減らして回数を分ける
  2. 消化のよいフードを、1週間かけて少しずつ切り替える
  3. いつでも新鮮なお水が飲める環境をつくる
  4. 涼しい時間に短めのお散歩+お腹のマッサージ
  5. 犬用の整腸サプリや発酵食品をごく少量から試す

それぞれの対策が「多い」と「臭い」のどちらに効きやすいかを、下の表にまとめました。愛犬のお悩みに合わせて、優先して取り組むものを選ぶ参考にしてくださいね。

対策効きやすいお悩みポイント
早食い防止回数が多い飲み込む空気を減らす。いちばん手軽
消化にやさしい食事臭い・回数腸への負担を減らす。切り替えは少しずつ
水分をとる臭い(便秘由来)ウェットやふやかしも活用
運動・マッサージ回数(ガス溜まり)夏は涼しい時間に短めに
整腸サポート臭い少量から。合わなければ中止

フレンチブルドッグのおならとフード選びのポイント

おなら軽減の観点でフードを選ぶなら、「消化のよさ」「良質なタンパク源」「余計な添加物の少なさ」の3つがポイントです。愛犬の体質に合うかどうかを、少量から見きわめましょう。

消化のよさで選ぶ

消化のよいフードは、栄養がしっかり吸収され、腸内で異常発酵しにくいため、おならの軽減につながります。原材料がシンプルで、お腹にやさしい設計のものを選ぶとよいでしょう。

今のフードで臭いが強い、便がゆるいといったサインがあるときは、体に合っていない可能性もあります。フードは「価格」だけでなく「その子のお腹に合うか」で見てあげてくださいね。

タンパク源と原材料をチェックする

タンパク質は犬に欠かせない栄養ですが、質と量のバランスが大切です。何のお肉やお魚が使われているかがはっきり書かれた、良質なタンパク源のフードだと安心です。

香料や着色料などの余計な添加物が少ないフードは、腸への負担がやわらぎます。表示ラベルを見て、原材料がシンプルなものを選ぶ習慣をつけるとよいですよ。

切り替えは少しずつ

どんなによいフードでも、急に切り替えるとお腹がびっくりして、一時的におならや軟便が増えます。今のフードに1〜2割ずつ足しながら、1週間ほどかけて移行しましょう。

切り替えの間は、便の状態やおならの様子をよく観察してあげてください。合っていそうなら少しずつ割合を増やし、明らかに調子が悪いときは無理をせず元に戻すのが安心です。

フードを選ぶときにチェックしたい観点を、下の表にまとめました。パッケージの原材料表示を見ながら、愛犬のお腹に合うものを選んであげてくださいね。

チェック観点見るポイント
タンパク源「チキン」「サーモン」など、何のお肉・お魚か明記されているか
消化のよさ原材料がシンプルで、お腹にやさしい設計か
添加物香料・着色料など不要な添加物が少ないか
年齢・体格その子の年齢やサイズに合っているか
切り替え後の様子便・おなら・毛づやが良い状態を保てているか

注意したいフレンチブルドッグのおなら|病気のサインと動物病院の目安

おならと一緒に下痢・血便・嘔吐・食欲不振・お腹の張りなどが見られるときは、体の不調が隠れていることがあります。ふだんと様子が違うと感じたら、早めに動物病院で相談してください。

おならの多くは心配のいらないものですが、まれに消化器の病気などが関わっていることがあります。とくに短頭種のフレンチブルドッグは、胃腸や呼吸にトラブルが出やすい面もあるので、気になるサインは覚えておくと安心です。

フレンチブルドッグは、飲み込んだ空気でお腹が張りやすく、暑さや興奮で呼吸が荒くなりやすい犬種でもあります。そのため、お腹の張りや呼吸の苦しさといったサインは、ほかの犬種以上に見逃さないであげたいポイントです。

こんなサインは早めに受診を(チェックリスト)

次のようなサインが見られるときは、自己判断せず動物病院に相談しましょう。おならは、体からの小さなお知らせでもあります。

  • おならと一緒に下痢や血便が続いている
  • 嘔吐をくり返す、吐こうとするが吐けない
  • お腹がパンパンに張って、苦しそうにしている
  • 元気や食欲がなく、ぐったりしている
  • 急に体重が減ってきた
  • おならの臭いや回数が、いつもと明らかに違う状態が続く

考えられる病気(あくまで一般的な例)

おならの変化の裏に隠れていることがある病気として、胃腸炎や腸の炎症、便秘、消化酵素の不足などが挙げられます。まれに、腸閉塞や胃捻転といった、早い対応が必要なものもあります。

ここに挙げたのはあくまで一般的な例で、診断ができるのは獣医師さんだけです。ネットの情報で決めつけず、気になるときはプロに診てもらうのがいちばん安心ですよ。

受診のときに伝えたいこと

病院では、「いつから」「どんなふうに変わったか」を伝えると、診察がスムーズになります。食事の内容や量、便の状態、ほかの症状もあわせてメモしておくとよいですよ。

スマホで便やお腹の様子を写真・動画に残しておくのもおすすめです。受診の費用や検査の内容は、症状や病院によって変わるので、心配なときは事前に電話で確認しておくと安心です。

おならは、飼い主さんだからこそ気づける小さな変化です。「なんとなくいつもと違う」という感覚も、大切な受診のきっかけになります。ためらわずに相談することが、愛犬の健康を守る近道ですよ。

「いつもと違う」が続くときは、迷わず病院へ。早めの相談がいちばんの安心材料ですよ。

フレンチブルドッグのおならに関するQ&A

フレンチブルドッグのおならが多いのは病気ですか?

回数が多いこと自体は、多くの場合病気ではありません。フレンチブルドッグは短頭種で空気を飲み込みやすく、もともとおならが出やすい犬種だからです。ただし、下痢や嘔吐、食欲不振などをともなうときは体の不調のサインのことがあるので、その場合は動物病院で相談してくださいね。

日ごろのおならの回数やにおいをなんとなく把握しておくと、いつもと違う変化にいち早く気づきやすくなりますよ。

おならの臭い対策にヨーグルトやビオフェルミンは効果がありますか?

腸内環境を整える助けになることはありますが、すべての子に効くわけではありません。与えるならプレーンのものをごく少量からにして、お腹の様子を見てあげましょう。乳製品や特定の成分が体に合わない子もいるので、心配なときは獣医師に相談してから始めると安心です。

寝ているときにおならをしますが大丈夫ですか?

眠っているときは体の力が抜けるため、おならが自然に出やすくなります。これは正常なことなので、基本的に心配はいりません。ただし、臭いが極端に強い、お腹が張っている、といった様子が続くときは、念のため一度病院で相談すると安心ですよ。

ぐっすり眠れているのは、安心して過ごせている証拠でもあります。あたたかく見守ってあげてくださいね。

肛門腺絞りはおならの臭い予防になりますか?

肛門腺のにおいと、おなら自体のにおいは別のものです。ただ、肛門腺が溜まると独特のにおいの原因になるため、定期的なケアはにおい対策全体としては大切です。うまく絞れないときは無理をせず、動物病院やトリミングサロンにお願いすると安心です。

おならをしたあと、自分で驚くのはなぜですか?

自分がおならをしたという自覚がないまま音や感覚に反応して、驚いてしまう子がいます。とくに寝ているときに出ると、びっくりして飛び起きることも。ほほえましい光景で、健康上の心配はいりませんよ。

子犬のうちからおならが多いのですが問題ありませんか?

子犬は消化器官が未発達なため、おならが多めになりやすい傾向があります。成長とともに落ち着くことが多いので、元気に食べて遊んでいるなら心配はいりません。ただし、下痢が続く・食欲がないといったときは、早めに動物病院で診てもらいましょう。

散歩のあとにおならが増える気がします

運動で腸の動きが活発になると、溜まっていたガスが出やすくなるため、散歩のあとにおならが増えることがあります。これは腸が元気に動いている証拠でもあり、心配はいりません。むしろ、適度な運動はガス溜まりを防いでくれるので、無理のない範囲で続けてあげてくださいね。

音の大きいおならと、音のしない「すかしっ屁」で違いはありますか?

音の大きいおならは飲み込んだ空気が多いことが多く、音のしないおならは腸内で発生したガスが中心といわれます。一般に、音がしないおならのほうがにおいが強い傾向があります。どちらも自然なことですが、においが極端に強い状態が続くときは、腸内環境を整える工夫をしてあげましょう。

さつまいもなどのおやつを与えても大丈夫ですか?

さつまいもやかぼちゃは犬が好む食材ですが、食物繊維が多いため、食べすぎるとおならが増えることがあります。与えるならごく少量にとどめ、主食の妨げにならないようにしましょう。おやつ全般に言えることですが、量を守ることが健康とおなら対策の両方につながりますよ。

シニアになってからおならが増えました。年のせいですか?

年齢とともに消化・吸収の力が落ちるため、シニア期におならが増えるのは自然なことです。フードを消化のよいシニア向けに切り替えたり、量を少なめにして回数を分けたりすると、負担をやわらげられます。ただし、急な変化や食欲の低下をともなうときは、加齢だけと決めつけず一度動物病院で相談すると安心ですよ。

まとめ:フレンチブルドッグのおならは体質。工夫でやわらげよう

フレンチブルドッグのおならが多いのは、短頭種ならではの体のつくりによるもので、その子の個性です。臭いや変化のほうに気を配りながら、上手につきあっていきましょう。最後に、この記事のポイントを振り返っておきますね。

  • おならが多いのは短頭種で空気を飲み込みやすいから。回数の多さ自体は心配しすぎなくてOK
  • 臭いの強さは食事内容と腸内環境が大きな原因
  • 対策は「早食い防止・消化にやさしい食事・水分・運動・腸活」の5つ
  • フードは消化のよさと良質なタンパク源で選び、切り替えは少しずつ
  • 下痢・嘔吐・お腹の張り・食欲不振をともなうときは早めに動物病院へ

おならは、愛犬の腸の調子を教えてくれる小さなバロメーターです。日ごろから様子を見てあげることが、いちばんの健康管理になりますよ。

フレンチブルドッグの「ブッ」というおならに、思わずクスッと笑ってしまう瞬間も、一緒に暮らす幸せのひとつですよね。体質を理解して上手につきあえば、心配ごとではなく、愛おしい日常の一コマになります。

毎日のごはんを少し見直すだけでも、おならの様子は変わってきます。愛犬のお腹にやさしい食事で、笑ってしまうおならも、健やかな毎日の一部として楽しんでくださいね。

フレンチブルドッグの体臭や飼い方については、こちらの記事もあわせてどうぞ。

  • フレンチブルドッグが臭い原因と体臭ケアのこと
  • 犬を迎える前に整えておきたい費用と住環境のこと

毎日のごはん、どれを選べばいいか迷ったら

フード選びは情報が多くて迷ってしまいますよね。モグワンは動物性タンパク源50%以上・穀物不使用・香料着色料不使用で、全犬種・全年齢に対応したフードです。チキン&サーモンとマグロ&白身魚の2つの味から選べますよ。

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※フードを切り替えるときは、今のごはんに少しずつ混ぜながら1週間ほどかけて移行してあげてくださいね。

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